5月11日放送の『SONGS 母の日SP』(NHK)に竹内まりや(62)が出演したことが一部で話題を呼んでいる。もちろん、めったにメディアに露出しないことでも有名な彼女が久しぶりに地上波に登場したことで話題となったのだが、一部視聴者たちは、番組で披露したその楽曲よりも竹内の顔面に注目してしまったようだ。メディア露出は少ないが細面の美女として長年認知されていたはずなのに、放送での竹内は、輪郭が丸々としており唇のぽってり具合と頰の盛り上がりが目立つ容姿にいつしか変貌していた。CDジャケットと顔が違う! というわけだ。
多くの女性が加齢とともに頰の肉が痩せ、ほうれい線が目立ってくる。中年太りしたとしても顔だけほっそりしているという中高年も珍しくない。ところが竹内はこれに逆行するかのごとく、頬が盛り上がっていたのだ。ネットでは「こんな顔だったっけ?」「肌質に違和感」など、その顔面の変貌ぶりに不穏なものを感じた視聴者からの感想であふれており、「最近こういう“こぶとりジイサン”みたいな女性タレント増えすぎ」と辛辣だが的確な指摘もあった。
女性芸能人は歳を重ねると、視聴者やメディアから加齢による劣化を指摘されてきた。アナログ放送からデジタル放送になり、テレビ出演時の肌の具合が鮮明になったこともあり、ここ数年は劣化認定が激化。ただ、一方でようやく、自然に年齢を重ねる女性の美しさも認められてきつつある。誰でも年を重ねて老けるのは当然のことだと。
しかし逆に、若さに固執する中高年もまだ多く、ボトックスやヒアルロン酸などといった様々なプチ整形を施した(かのように見える)女性芸能人は後をたたない。その結果、ごく自然な見た目を形成できているのはごく一部で、大半が大きな違和感を感じさせる仕上がりに。そうして視聴者からはシワがあると「綺麗」と賞賛され、シワひとつない肌だと「気持ち悪い」と嫌悪される、逆転現象が起きているのだ。
こぶとりジイサン代表はやはり平子理沙(46)だろう。インスタには46歳とは思えぬ美貌を惜しみなくアップしているが、テレビの動画はインスタとまるで違った印象を与える。頬はぷっくり、肌は毛穴レス(フィルター効果も多少はあるだろうが)でツヤというよりテカテカ、唇も膨れ上がっている。最近の顔はもはや平子の面影がない。加齢による顔面の変化でこうなるとは考えられず、見るものにあらゆる想像を抱かせる。
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