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川田亜子アナ自殺事件の「疑惑の男」がストーカー行為…殺されるまで警察は動かない?

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吉松育美

(『Making 世界一』東京書籍)

 一見、華やかで楽しそうでおバカなイメージの「芸能界」だが、その裏側には深く暗い河がある――。それを痛感させる事件だった「元TBSアナウンサー・川田亜子さんの自殺」。2008年5月、東京都港区海岸の路上に駐車してあった車内で、練炭自殺をしたと報じられたこの事件は、しかし、様々な疑惑を今もはらんだままである。果たして本当に自殺だったのか、他殺ではなかったのか。川田アナの実父がいくら訴えても警察が捜査することはなかったが、あれから5年もの歳月が経った今、この事件を思い起こさせる報道があった。

 昨年のミス・インターナショナル世界大会で日本人として初のグランプリに輝いた吉松育美さんという女性が、「週刊文春」(文藝春秋)で、ある芸能プロダクション幹部から執拗な嫌がらせを受けていると告発したのである。それが、大手芸能事務所・ケイダッシュの幹部で、元キャバクラ嬢でタレントの立花胡桃の夫でもある谷口元一氏だ。谷口氏は、川田亜子さんの恋人だったと言われており、彼女の死にも深くかかわっているのでは……と疑う声が今も根強い。

 谷口氏は、川田さんが死の直前に親しくしていた謎の外国人マット・テイラー氏との金銭トラブルを抱え、裁判で勝訴していた。敗訴したテイラー氏は谷口氏に1000万円の借金を返済しなければならなくなったが、返済スケジュールを話し合う段階にもかかわらず、谷口氏側が「吉松育美の個人保証が欲しい」と言いだした……と、記事にはある。テイラー氏は、吉松さんが契約する海外エージェント会社の関係者であり、現在、吉松さんのオフィス兼自宅でほぼ一緒に生活していると見られていることから、谷口氏は彼女を巻き込もうと考えたのだろうか。

 その後、谷口氏は吉松さんの実家の電話番号を突き止め、脅しのような電話をしたり、テイラー氏との裁判資料を送りつけるなどしたうえ、彼女のオフィス兼自宅に探偵を張り込ませたり、身辺調査をさせたという。この騒動に巻き込まれたことで、吉松さんは契約間近だったCMから降ろされ、ミス・インターナショナルとしての最後の仕事となるはずだった今年の世界大会への出演も取りやめになったそうだ。彼女は威力業務妨害で谷口氏を訴える準備を進めている、とある。

 貸した金の回収のために、テイラー氏本人への取り立てだけでなく、彼と親しい女性タレントにもストーカーまがいの行為や脅迫を行ったとしたら、谷口氏はまるでヤクザだ。もっとも気になるのは、吉松さんが今回の騒動について綴ったブログにある、次の文章だ。

彼は、両親にまで連絡をし、私が自殺をしてしまうようなことになる、と言いました。
あの連絡以来、私は誰かから殺されるのでは、という恐怖で一人で外出すらできなくなりました。

 吉松さんが「自殺をしてしまうようなことになる」……これは、「自殺を実行したくなるほど精神的肉体的に追い詰めてやる」ということなのか、それとも、「自殺に見せかけて殺すぞ」ということなのか……。いずれにしろ、川田亜子アナの死を連想せずにはいられない。吉松さんは、警察にも何度も相談したものの、期待したような行動・返答はもらえず、「人の命が無くならなければ動けないシステム」と批判している。そして自ら行動を起こし、実家の両親と谷口氏との通話内容や、テイラー氏を脅す内容の通話内容を録音。すべてを裁判で明らかにしようというわけだ。さすがミス・インターナショナル優勝者、行動力が違う。

 この事件を機に、芋づる式に川田アナの事件についても再捜査するという展開にはならないだろうか。ひとまず、吉松さんの身に危険が及ばないことを祈るばかりだ。
(清水美早紀)

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