恋愛・セックス

「土曜はセックスのために子供たちを外出させる」家族の自然さと、あらゆる性の話をエロコンテンツ化するということ

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Photo by Isaac Mao from Flickr

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みなさんは友人とセックスについて話しますか? 下品ですか? 恥ずべきことでしょうか? 「話すことは必要」派の私が見た・体験したことをお伝えしたいと思います。

Youtubeでの出来事

以前、Youtubeサーフィンをしていた時に、偶然視聴した動画があります。見た感じは外国人ですが日本語が達者でキレイな女性。彼女のプロフィール詳細はわかりませんが、現在はオーストラリア在住で、現地の男性と結婚している20代の3児の母親(動画は全て日本語で配信しています)が発信しているものでした。※私が視聴したのは最近ですが、1年ほど前に動画アップしていたもの。

基本的にメイク動画をアップしている彼女ですが、その動画では3人目妊娠の報告をしていました。3人目を作る予定はなかったけど授かったということ、基本的にセックスは毎日しているということを話していました。なんとなくそんな気になれない日もあるけど、相手が求めてきたら拒否はしないようにしてるということを、他の話の流れでさら~っと話していました。その動画を見て私は「毎日セックスってすごいな~」という感想を持ったのですが……。その動画についたコメントに驚きました。「そんな話をするなんて、下品!」「やめてください」「よくそんなことを話せますね」などなど非難の嵐がビュービュー吹き荒れていました。コメント投稿者がどのような人たちなのかはわかりませんが、オープンに夫婦の性生活を話すこと=下品という認識なんでしょうか?

彼女は次に出した動画で非難コメントに触れ、視聴者から彼女宛(ダイレクトメッセージ)で、セックスの頻度について質問をされた、と話した経緯を説明しました。「聞きたくない人もいるよね」と謝罪した上で「セックスの話は友人ともするし、夫ともする、必要なこと」と考えを伝えていました。それと同時に彼女は不思議に思っていたことがある、と話します。「驚いたのは、日本の友人が妊娠した時、産婦人科で“妊娠中のセックスは控えてください”と言われてるって聞いた。こっちでは、妊娠中もセックスは普通のこと。お腹にいる赤ちゃんに負担にならない体位などを話してくれる」という内容でした(海外も日本も、産院や医師にもよると思いますが)。

ホームステイ先の土曜日

もうひとつ、私がアメリカ留学をしていた頃の話。ホームステイをしていたのですが、ホストファザー・マザー・小学生2人と中学生の3人の娘がいる5人家族(当時私は17歳)の家庭にお世話になっていました。学校も休みの土曜日、いつもは遊びに出かけていましたが、その日は予定がありませんでした。ホストマザーから「今日はどこに出かけるの?」と聞かれ、「家でのんびりする~」と答えると、「我が家の土曜日について話すわ。土曜日は必ず子供たちも昼から友達と遊びに出かけるの。夫とセックスしながらゆっくり過ごせる唯一の日なの。だから、出掛けてちょーだい、プリーズ」と手を握られながら真顔で説明(説得)され、追い出されました。

17歳の私は、セックスのために追い出されたことにおったまげ~! ファザーとマザーが小中学生の娘たちにも同じように「セックスをするから」とまで伝えているかは不明ですが、子供たちは「土曜日の家は、パパとママのふたりの場所なんだよ」と納得しており、私にもそう説明してくれました。衝撃的。当時の私は、セックス観もまったく持っておらず、ファザーとマザーのことを「おかしい」と思ってしまいました。そこで友人の10歳年上アメリカ在住・関西出身のねーちゃんに相談したところ、彼女は「素晴らしい行為なんだから、おかしくないやろ。まっすぐに伝えてくるって、ステキやん」と言いました。そうか、おかしくないのかもしれない。ここで自分の性に対しての認識が変わった気がします。

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大根 蘭

365日中365日、24時間中およそ8時間ほどエロいことを考えて生きている女でございます。

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