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ほのぼの癒しドラマにおける亀梨和也の魅力/『ボク、運命の人です。』第八話レビュー

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ボク、運命の人です。

『ボク、運命の人です。』公式webサイトより

土曜ドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)。誠(亀梨和也)と晴子(木村文乃)の、アラサー男女とは思えないピュアな恋模様に、ひたすら癒されています。亀梨くんって10代でジャニーズ入りしてますし、『ごくせん』第二シリーズの頃は眉毛も細くて(つりあがってて)髪型なんてホストカットでヤンチャなイメージがありました。しかし今回演じている誠という役は、実直で努力家かつ頼りなくてイケメンでもない30代のサラリーマン。ヒョロッと痩せ過ぎていた20代前半あたりの亀梨くんだったら、絶対に似合わなかったと思うのですが、ほどよくおじさん、というか少年期を抜けて青年に成長した今の彼には意外なほどしっくりきています。ほのぼの癒しドラマの主人公として何の違和感もありません。文句なく「好青年」です。

前回、誠は晴子に指輪をサプライズプレゼント。晴子はめちゃめちゃ喜んで、いい感じ……♡ 振り返ると第一話で女運ゼロだった誠は、突如現れた神を名乗る謎の男(山下智久)に「彼女(晴子)が君の運命の人っ!!!」と告げられて晴子にアプローチを開始するも、心底キモがられました。誠に好意的だったのはむしろ晴子パパ・大地さん(杉本哲太)でしたよね。ところが第八話、誠は晴子パパに激怒されます!

【第一話】“クールなサバサバ女子”設定の木村文乃は、つまり常識的な女性ヒロイン
【第二話】亀梨和也の可愛さが全開!ほのぼのユルい土ドラ
【第三話】男性不信と結婚願望の狭間。憂い顔のヒロイン・木村文乃
【第四話】愛の押し売り・好き好きアピールがなぜ相手の心に響かないか
【第五話】亀の歩みでついにキスハグ到達!恋が膨らむ瞬間、木村文乃の演技が巧い
【第六話】かわいすぎるカップル誕生!凍っていた彼女の心を溶かしたのは<2年前の記憶>
【第七話】ピュアな恋模様を観察する『ボク運』が癒し

最悪の印象を最高に回復させる大作戦=努力

ある晩、誠と晴子パパは居酒屋で遭遇。誠は仕事仲間の和生(澤部佑)や関原(大倉孝二)と、パパは部下の国枝(加藤諒)と一緒でした。誠と晴子が付き合い始めたことを歓迎していたパパでしたが、和生や関原がかつて誠が美人局に遭ったことを暴露しちゃったため、表情が一変……。「娘から手を引いてくれ」と告げ、帰っていきました。うわ、最悪……。パパからは良い印象を持たれていただけに、ショックは大きい。残り1カ月、正確には残り3週間で晴子と結婚しなければいけない誠、大大大ピンチ!!!

なわけですが、謎の男曰く、このピンチは「ビッグウェーブ!」「100年に一度の大チャンス!」。ダメってレッテルを貼られたほうが人は奇跡を起こしやすい、そこそこ能力ある人は一度グレたほうが結果的に人生に追い風が吹く、と言い含める謎の男。もともと誠の誠実さと純粋さは東大合格レベル→そこに“元カノ逮捕”の情報が入って、パパからの信頼がどん底に→が、信頼を回復すれば、誠は賞賛されるはず。これが、“ぼんきゅっぼんの法則”。

誠は、以前晴子パパに嫌われていたが今や“最高の飲み友達”までに上り詰めたという三恵(菜々緒)に相談します。三恵とパパが打ち解けたきっかけはゴルフだったそうで、誠は早速ポロシャツ着用してゴルフの練習を開始! これまでにも晴子の趣味を理解するためにクラシック100曲を憶え、腕相撲に勝つためにジムに通い、亭主関白を目指して王将を掘り、サプライズに備えて指輪サイズを当てる練習……と誠は様々な努力を重ねてきましたよね。地球滅亡を回避するためとはいえ仕事もあるのに頑張りすぎ。誠実・純粋な人間は、努力もできるってことでしょうか~。

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