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快楽のためのセックスを否定しない性教育サイト! タッチパネルでヴァギナを触る「ヴァーチャルヴァギナ」が画期的

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「OMGYES」より

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 ハリウッド女優・エマ・ワトソンが「もっと前からこのサイトがあればよかったのに」と絶賛した発言で昨年、話題になっていた女性のための性教育サイト「OMGYES」の日本版が登場しました。オーマイガー! イエス!!!!

同サイトには「女性が性的な快感を得るための実践テクニック」が凝縮されています。史上初の大規模(18~95歳の2000人以上の女性)リサーチを行い、その結果から得たテクニックを動画で紹介する内容がメイン。現在、サイトには“シーズン1”と題して「クリトリスへの外部刺激」に特化した内容で50本の「ショートムービー」11本の「タッチビデオ」が並んでいます。

「OMGYES」より

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エマ・ワトソンが「購読料は高いけれど、それだけの価値はあるわ」と話しているように、全てを見るには有料(3,400円)登録が必要ですが、まずは無料サンプルを視聴してみてください。

「ショートムービー」では、女性たちが自分の性的快感の体験談をインタビューに答えていたり、自分で試しているオナニーの具体的な方法を紹介しています。このオナニー方法の際も、女優さんではなく紹介した一般の女性本人が、自分の性器を触りながら解説しています。

「OMGYES」より

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 「タッチビデオ」は、タッチパネルで女性器の触り方をシミュレーションできるコンテンツ。動画に出演している女性の性器画像が画面にドーンと映し出されます。指示された通りにヴァーチャル・ヴァギナ上をクリック・ドラッグして練習できるようになっています(ヴァギナの画像も指の動きに合わせて変化します)うまくいっても、間違っていてもアドバイス音声が流れるようです。これ、男性も是非観るべきものですよね。

「OMGYES」より

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性教育で世界で1番早い国はフランス

日本の性教育では、セックスはあくまでも生殖のための行為とされていて、快楽を得るためのセックス、また同性間でのセックスについてはスルーされてきました。しかし実際問題、生殖目的でのセックスって一生に数回じゃないですか? 生殖を目的としないセックスのほうが圧倒的に回数は多いでしょう。愛情確認だったり快楽だったりストレス解消だったり、みんないろんな目的ですることがあると思います。それを認めたうえでセーフセックスの方法や、相手を傷つけない方法、自分の体をどう守るかなど、教える必要があるのではないでしょうか。

以前messyでは、デンマークについて「5歳から性教育をする国」と紹介したことがありますが、フランスではもっと早く「赤ちゃんの頃から正しく与えるべき」と説く人々もいるくらいです(さすがに赤ちゃんが理解できるとは思えないんですが)。たとえば、愛情を示す時にできるだけ赤ちゃんの体に触れるようにし、育児においてスキンシップを重要視する(これはフランスに限らずとも思いますが)。色々な愛の形があることを伝え偏見をなくすために、幼いころから同性愛者の存在を隠すことなく話すことなどが挙げられています。そのほか、未成年の避妊にかかる費用(避妊具の購入ですね)は無料、学生の中絶手術やピルの処方も無料で行うし、敷地内にコンドームの自販機を置く高校も。未成年がセックスすること自体を「けしからん、性の乱れだ!」なんて咎める国では到底ありえないでしょう。

性教育への取り組み方や考え方は国によって、そもそも各家庭によっても違うものではありますが、セックスは20~30代の一時期にだけヤるものではありませんし、10代や高齢者の性を無視しているような日本社会の在り方は果たして健全といえるでしょうか。性教育はいくつになっても、誰にとっても大切なことです。

(大根 蘭)

大根 蘭

365日中365日、24時間中およそ8時間ほどエロいことを考えて生きている女でございます。

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