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成田凌のゲスキノコヘアーという壮大な伏線が回収された!/『人は見た目が100パーセント』第九話レビュー

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『人は見た目が100パーセント』公式サイトより

『人は見た目が100パーセント』公式サイトより

連続ドラマ『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)、ろくにストーリーの起伏がないままついに第九話が放送されました。残すは次週の最終回のみ。視聴率は5%台で低め安定です。当レビュー欄ではひたすら「クソセクハラドラマ!」と毒づいてきましたが、今回、驚きの大・どん・でん・返しがありました! すべてはこのための前フリだったのね、という感じ。だからあの髪型だったのね……!!!!!!

【第一話】「呪い」を強化し、女性をバカにしているようにしか見えなかった
【第二話】このクソ「セクハラ」ドラマを垂れ流していいんでしょうか?
【第三話】“女性視聴者に必要なモノ”を狙った結果、完全にスベッている
【第四話】狭すぎる女子定義、知ってる情報しか流れてこない
【第五話】女子モドキを卑屈にさせるのはキラキラ女子ではなく「正しい女の在り方」を決めてかかる社会ではないか
【第六話】「“女性として”認められるためにカネを使え」って脅しでモノ売るのやめませんか
【第七話】女磨きサボッたら女失格だけど「キラキラ主婦は家事育児放棄してそう」と蔑むダブルバインド!
【第八話】女子を「応援する」つもりで呪いを強化してしまう、悪気はないとしても

ソッコー浮気? それとも…

八王子の製糸研究所に勤めていた3人の研究職女性・城之内純(桐谷美玲)、前田満子(水川あさみ)、佐藤聖良(ブルゾンちえみ)は、保湿効果が高く新たなファンデーション開発の要となる貴重な繊維素材「セルロースナノファイバー」の開発が認められ、丸の内にある大手化粧品メーカー「クレエラジャパン」に研究室ごと異動してきました。しかし同社は「セルロースナノファイバー」の開発成果を奪い取りたかっただけで、3人は仕事を奪われ閑職状態。そもそもオシャレや流行に無頓着で美意識の低い純たちは、社内で人間扱いされません。ひどすぎィ!

その状況を改善すべく女子力研究に邁進しているうちに、純は会社と同じ敷地内にある人気美容室ルーチェのトップスタイリスト・榊さん(成田凌)に恋。聖良は同じく八王子から異動してきた研究員の丸尾くん(劇団EXILE町田啓太)に恋。しかもどっちも距離が縮まってイイ感じ~と思っていたら第八話ラスト、純は榊さんからキス&告白されて付き合うことになっちゃいました~キャー「女に生まれて、良かった」。

初めての男女交際に戸惑いまくり、緊張しっぱなしの純に、積極的に愛情を伝えてくれる榊さん。榊さんは忙しくてあまりデートの時間はとれないと謝りつつ、「8日の夜は休めます。すぐ近くの神社であじさい祭りがあるので一緒に行きませんか? これが僕らの初デートですねっ☆」と純を誘います。純がメールとか電話の会話とかうまく対応できず落ち込んでいても、榊さんは「恋人同士ってお互いのいいところも悪いところも全部受け入れることだと思うから、そのままの城之内さんでいいんですよ(にこっ)☆」と優しく微笑むのでした。

お仕事でも彼女たちはようやく現場復帰。クレエラジャパンの研究員たちはセルロースナノファイバーをいまひとつ扱いきれず商品化に暗雲が立ち込めていたのですが、長年その研究を進めてきた純たちなら扱いはお手の物。純たちの力が必要だということをようやくクレエラの鼻持ちならない社員たちも認めまして、一緒に研究室で作業するように。憧れの松浦女史(室井滋)からも、「創立記念パーティーにはあなたたちも出席するのよ。今うちでもっとも力を入れてる新商品の開発メンバーなんだから」と声をかけられ、3人は胸をアツくします。「丸の内に来て良かった」「女子モドキの明るい前途を祈って乾杯」!

恋が実り、仕事も一気に順調。上げるところまで上げたら……あとは落とすしかないですよね。あじさい祭り当日、浴衣で着飾り(浴衣の桐谷さんはものすごーくものすごーくものすごーーーく可愛かったです)、榊さんとの初デートに弾む心で向かった純が見たものは…………見知らぬ女性と、デカい車の中でキスする榊さんの姿でした。ベンツのゲレンデってやつ? オシャレじゃないのでよくわかんないですけどっ!

ゲスキノコヘアーという伏線

実は丸尾くんも、榊さんが純じゃない女性とイチャこいているシーンを目撃していた、と聖良に打ち明けます。いわく、ある朝、榊さんは「女の人に車で送ってもらってた」と。「車で朝、送ってもらうって、それ……」絶句する満子。お泊まりの翌朝、ってことですもんね。ちなみにその車は、女性が運転しているわけで。榊さん甘え上手くんだな。

さて、“浮気現場”をその目で目撃してしまった純。呆然と立ち尽くすしか出来ません。目撃されたことに気付いた榊さんですが、悪びれる様子など全く見せず、純に微笑みかけます

榊「かわいいですね、浴衣」
純「へっ?」
榊「すごく似合ってますよ。じゃあ行きましょうか」

思わず手を振り払う純。勇気を出して(これまでの純だったら考えられない! 成長したんですね)、「あの人は彼女ですか?」と訊きました。榊さんは何て言ったと思います?

榊「そうですよ(にっこり)」

ひょえ~~~。

純「じゃあ私は?」
榊「彼女ですよ。二人とも、彼女ですよ。それじゃダメですか?」
純「だ、だ、だめって……」

激しく戸惑う純に、榊さんはこう説明しました。

「僕は城之内さんのことを全部受け入れるつもりですよ。恋人同士ってお互いのいいところも悪いところも全部受け入れることだと思うから。だから僕のことも全部受け入れてほしいんです。僕は城之内さんのこと本当に好きですよ。ずっと大事にしたいと思ってます。だからこれからも一緒にいてくれませんか?」

圧に押され、「はい」と応じてしまった純。次回、最終回に続く! という展開でございました。いや~、榊さん……ずっと気になってたんですよね、この髪型。もっさり重めのボブで、美容師しかもトップスタイリストって感じがイマイチしないなって。壮大な伏線だったんですね。ゲスキノコヘアーじゃないですか!!!!!! ゲス極川谷さんや伊野尾くんと同じヘアーですよこれ。ゲスドラマに方向転換して迎える最終回、純はどうするのか。たぶん榊さんの二股恋愛を容認する方向にはいかないんだろーなと思いますが。ともかくも、ずっと成田さんの髪型(イケメン役のはずなのに)ヘンだな~と気になっていたので、私はようやくスッキリしました。

(ドラマ班:下戸)

【第一話】「呪い」を強化し、女性をバカにしているようにしか見えなかった
【第二話】このクソ「セクハラ」ドラマを垂れ流していいんでしょうか?
【第三話】“女性視聴者に必要なモノ”を狙った結果、完全にスベッている
【第四話】狭すぎる女子定義、知ってる情報しか流れてこない
【第五話】女子モドキを卑屈にさせるのはキラキラ女子ではなく「正しい女の在り方」を決めてかかる社会ではないか
【第六話】「“女性として”認められるためにカネを使え」って脅しでモノ売るのやめませんか
【第七話】女磨きサボッたら女失格だけど「キラキラ主婦は家事育児放棄してそう」と蔑むダブルバインド!
【第八話】女子を「応援する」つもりで呪いを強化してしまう、悪気はないとしても

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