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山下智久演じる謎の男の正体はやっぱり亀梨の…!「永久あばよ」の意味は?/『ボク、運命の人です。』第九話レビュー

【この記事のキーワード】
ボク、運命の人です。

『ボク、運命の人です。』公式webサイトより

土曜ドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)も残すところあと一話。誠(亀梨和也)と晴子(木村文乃)が結婚して子どもが生まれなければ、30年後に地球が滅びる!……という超セカイ系設定なんですけど、そのわりにドラマ全体を覆っている雰囲気のゆるいことゆるいこと。前回レビューでも書きましたが、誠と晴子の恋模様は超癒し系。毎度毎度見ていてほっこり気分になります。

【第一話】“クールなサバサバ女子”設定の木村文乃は、つまり常識的な女性ヒロイン
【第二話】亀梨和也の可愛さが全開!ほのぼのユルい土ドラ
【第三話】男性不信と結婚願望の狭間。憂い顔のヒロイン・木村文乃
【第四話】愛の押し売り・好き好きアピールがなぜ相手の心に響かないか
【第五話】亀の歩みでついにキスハグ到達!恋が膨らむ瞬間、木村文乃の演技が巧い
【第六話】かわいすぎるカップル誕生!凍っていた彼女の心を溶かしたのは<2年前の記憶>
【第七話】ピュアな恋模様を観察する『ボク運』が癒し
【第八話】ほのぼの癒しドラマにおける亀梨和也の魅力

神の正体はタイムスリップしてきた息子!

前回第八話、晴子パパ(杉本哲太)に嫌われるというピンチを乗り越え、パパからの信頼をより一層深めることに成功した誠。パパはお詫びに温泉旅行券をプレゼントしてくれ、そんなわけで第九話、誠と晴子は初めてのお泊り旅行に行くことになりました。旅行の予定を話し合う2人は、行き先の温泉が安産祈願で有名と聞いて赤面したりと、ああ初々しい。神を名乗る謎の男(山下智久)曰く、この旅行こそが「最終試験」となるとのこと。

さらに謎の男は、唐突に自分の正体を明かしました。謎の男の正体は……誠の息子、正木一郎(2018510日生まれ)。ああ、やっぱり。そんな気がしていました。30年後の未来からタイムスリップしてきた謎の男改め一郎は、リアルな神から「神」を名乗れと命じられたそうです。リアルな神もいるんだ……?

神に命じられ、30年前の父親のもとにやってきた一郎。その理由はこうでした。未来の一郎は研究者になっているのですが、「俺の研究のスピードがもう少し早かったら地球救えた、研究のスピードが遅れた一番の原因は誠がぐずぐずしすぎて俺が生まれるのが予定より遅れてしまったから、2人(晴子と誠)のペースに合わせていたら地球滅亡しちゃう!」などとぺちゃくちゃ。ちなみにこうやって未来の一郎が現れなくても、誠と晴子は結婚していたらしいです。さすが「運命」。というか山Pの顔で亀梨くんの息子で世界を救っちゃう超人ってハイスペックすぎます!

でもですね、誠の前に現れた一郎の生年月日は2018510日。ドラマ内の現時点からわずか11カ月後ですよ! これよりまだ早く生まれるようにしなきゃいけないって……妊娠期間は俗に「十月十日」と言われますが実質は約9カ月10日。今すぐ受精出来たとしても一カ月程度しか前倒しにならないですよ! と思いましたが、3月末までに誕生すれば学年がひとつ上に繰り上がるので、学生生活というか研究に費やせる時間を考えたら実質まる一年ぶん早めることが出来るのと同義ですね。ここ結構重要なのかも。

切羽詰る事情をいよいよ明かした一郎が誠に出した今回の指令は、“温泉行ったらお湯、抜いてください”。 お湯を抜いたらそこにメッセージが書かれてあり、その言葉が誠を幸せへと導くそう。そして温泉旅行の日がやってきました。温泉街に着いた2人は、洋食屋でランチを堪能、射的を楽しむなど、これまた仲睦まじく実にお幸せそうなんですが、旅館に着いて夜が深まってくると、お互い意識しすぎて緊張……。見ているこっちがうずうずしてくるんですが、射的の残念賞で貰ったカップ焼きそばを食べることになって、誠はカップ焼きそばのお湯を抜きます。2人で交互に食べていくと、やがて、カップの底にメッセージが表れました。

ソース焼きそば完食劇場
女「ずっと私のソバにいてね」
男「ソースね」

……このメッセージに背中を押されて、ついにお布団へ。

晴子「そろそろ寝よっか」
誠「ソースね」

ひとまず拳4つ分ぐらい離れた二組の布団でそれぞれ寝ていた2人でしたが、誠の脳裏には定岡クン(満島真之介)の、晴子の脳裏には三恵(菜々緒)の熱烈アドバイスが浮かんできて、誠は晴子の布団に潜り込み、キス♡ OKグッジョブ! となりました。2人が可愛すぎてなかなか胸キュンなシーンでした。まだ結婚していないのに、まるで新婚初夜のような雰囲気。神が見守っていますから、きっとこれで一郎を身ごもることが出来たのでしょう。神すごすぎ!

最終試験(=温泉旅行)を無事に終えた誠には、別れが待っていました。いつも誠と軽口をたたき合い、誠を振り回しつつも良い方向に導いてくれていた一郎が「俺がここにいた記憶きれいさっぱりなくなるから」と話した上で「じゃあ帰るわ」と告げます。誠は「お前二度と出てくんなよ」と軽口を叩きましたが、一郎はその瞬間にあっさり、本当に姿を消してしまったのです。にわかには信じられない誠が「おーい一郎」と叫んで部屋中を探しまくっても出てきません。こんなに急に別れが訪れるとは想像していなかった誠はショックを受けましたが、バスタブのお湯を抜いたら底には一郎からのメッセージが残っていて……!

『誠が頑張る姿を近くで見られて本当に良かったと思っているし、誠が絶対にあきらめない姿を見て地球を滅亡から救えそうな気がしてきたよ…だって俺には誠の血が流れてるんだから』『本当は一郎って名前も気に入ってる』『このままずっと友達で居られないのが本当に残念』『永久あばよ』

「ふざけんなよ! 俺にも礼ぐらい言わせろよ! お父さんって呼んでから行けよ」と号泣する誠の首筋には、一郎がぶっ刺したらしい“記憶を消す注射”の痕が残っていましたが、そのまま風呂場で寝落ちした誠が朝目覚めた時にはその痕はなく、一郎からのメッセージも消え、謎の男=一郎にまつわる記憶もすべて消えていました。もうこれで本当に永久アバーヨ? でもちょっと待ってください。一郎はおそらく11カ月以内に晴子と誠の息子としてこの世に誕生するはず。もちろん誠にこの記憶はないし一郎もイチから成長していくから記憶はないし「はじめまして」になるわけですが、だけど「永久あばよ」って……? ひょっとしたら、誠と一郎は、会えないのではないか。つまり一郎が生まれる前に誠の身に何か起こってしまうのではないか、なんてそんな怖い可能性も頭をよぎります。ただの考えすぎだったらいいのですが。

そんなこんなで来週は最終回。恋人となった誠と晴子はケンカらしいケンカもしていないし、ピンチはいつも何だかんだであっさり乗り越えられ、拍子抜けするくらい順調に愛を育んでいますが、最終回も結婚式、出産、そして30年後の隕石衝突回避とすべてがうまくいくのでしょうか? 次回予告では「謎の男がいなくなった途端、すれ違い始める誠と晴子の運命……」という不穏な煽りが。 いずれにせよ、亀のタキシード姿に期待!

(ドラマウォッチ担当:雨月桃)

【第一話】“クールなサバサバ女子”設定の木村文乃は、つまり常識的な女性ヒロイン
【第二話】亀梨和也の可愛さが全開!ほのぼのユルい土ドラ
【第三話】男性不信と結婚願望の狭間。憂い顔のヒロイン・木村文乃
【第四話】愛の押し売り・好き好きアピールがなぜ相手の心に響かないか
【第五話】亀の歩みでついにキスハグ到達!恋が膨らむ瞬間、木村文乃の演技が巧い
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