しかしジャニー氏にも失敗はあるようで、12日深夜に放送された『Momm!』(TBS系)では、Kis-My-Ft2の宮田俊哉(28)が、Jr.時代に“田”がつく名前のメンバーを集めた“田組”に入れられていたと告白。これがジャニー氏のギャグなのか本気なのかはわからないが、嵐の松本潤(33)は「田組はさすがに売れないだろ、グループ名が」と呆れていたとか。
『1周回って知らない話』ではジャニー伝説以外にも、ジャニーズにまつわる様々なエピソードが話された。13歳で入所し、すぐにブレイクした滝沢はジャニー氏から特に期待をかけられ、16歳の頃には約120人いるジャニーズJr.のリーダーを務めた。だが他のメンバーがやらかしたプライベートな失敗についてまで全て自分が頭を下げにいくというリーダーの責務が辛くなったことがあるという。辞めたいと思い詰め母親に電話をしたが、母親から「もういいから帰ってきなさい」と言葉をかけられると、「あ、そっちなんだ」と、その反応を意外に感じ、辞めるのを踏みとどまったという。
また、ジャニーズの都市伝説として語られている「グループで結婚できるのは1人だけ」という噂については、「それは崩れましたもんね。そういうルールはないと思います」とコメント。確かに現在、V6には2名の既婚メンバーがいる。
今やジャニーズ事務所の次期幹部候補の一人と言われるほど事務所内で上位に君臨する滝沢。ジャニー氏およびメリー喜多川副社長はともに高齢で、次期社長をジュリー藤島氏が襲名する日は遠くなさそうだが、事務所が業界に及ぼす影響力は必然的に変化していくだろう。しかし弱冠16歳でリーダーの素質を買われ、いち所属タレントでありながら新人採用の審査員まで任されてきた滝沢が、幹部として事務所の土台を支えていく姿が目に浮かぶ。
(ゼップ)
1 2