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ドラマ最大の謎が「博士の恋心」というズッコケ展開!! 胸キュンシーンも台なしに…/『フランケンシュタインの恋』第9話レビュー

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『フランケンシュタインの恋』公式Instagramより

『フランケンシュタインの恋』公式Instagramより

 前回、研さん(綾野剛)が昔の記憶を取り戻し、怪物として蘇った経緯をラジオで語り始めたところで終了した『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ系)。先週、研さんが怪物として蘇る前の姿=山部呼六が可愛い!! と太鼓判を押した通り、今週放送分の8割を占めた回想シーンの呼六はモーレツに可愛かったです。本ドラマの軸となっていたすべての事柄が回収された今回。来週の最終回は切な展開が予想されるため、この第9話が最後の高まり回だったようです。

 突如現れた山部呼六なるキャラは、120年前、継実(二階堂ふみ)や稲庭先輩(柳楽優弥)が通う大学の場所にあった伝染病研究所で働く医学博士深志研太郎(斎藤工)に弟子入りを志願した医者でした。これまで散々登場してきた継実の先祖・サキ(二階堂ふみ)は、当時出会った地主の娘。サキは、呼六の「空き農地で野菜を育てて患者に美味しいご飯を食べさせたい!」という熱くてまっすぐな人柄に、呼六はサキの家族に反対されながらも毎日畑仕事を付き合ってくれる優しさに惹かれ、2人は思い合っていました。

 告白したり、抱き合ったり、サキが呼六のチャリで爆走するという第1話のオマージュまであったりと、王道ラブストーリーの胸キュン満載! 何が良いのかわからない継実に比べ、呼六がサキに惹かれる描写が丁寧に描かれているのがいいですね。やっぱりラブストーリーって、主人公カップルを応援できなくちゃ面白くない!

 ただ、2人の末路はものすごく壮絶で。博士は人嫌いのコミュ障だったのですが、唯一心を開けたサキのことが気になり始めちゃっていたんです。博士は、呼六が新しい感染病にかかって死んでしまうと「これでサキさんを独占できる」と淡い期待を抱いたのですが、サキは薬品を飲んで後追い自殺を遂行。一命を取り留めたものの絶望しているサキを救うべく呼六を蘇らせたのだとか。その後、サキを森に呼び出して呼六と再会させたのですが、呼六がサキに触れたらキノコまみれになって死んでしまった……怪物と化していたことは計算外だった、すまない……とのこと。

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