連載

夫との愛情が冷え切って離婚を迫られたとき、専業主婦はどうしたらよいのか

【この記事のキーワード】
Photo by Jon Rawlinson from Flickr

Photo by Jon Rawlinson from Flickr

  夫に頼まれて、自分が望んで、職場にいられなくなって、夫の転勤で、介護で、子供が産まれてみたら可愛くて離れたくなくなって……「専業主婦」という道を女性が選ぶのには、さまざまな理由がある。結婚=寿退社という時代ではもはやないし、女性は男性同様に働く権利を認められ、様々な場所でいろいろな職に就いている。そもそもどこの会社も寿退社前提で女性に単純な事務仕事を与えておく余裕もないが、専業主婦世帯はまだまだたくさんある。独立行政法人労働政策研究・研修機構が、厚生労働省「厚生労働白書」・内閣府「男女共同参画白書」・総務省「労働力調査特別調査」・総務省「労働力調査(詳細集計)」をもとに割り出したデータによると、2016年度の日本の共働き世帯は約1129万世帯、専業主婦世帯は約664万世帯だ。

 太い資産や不労所得がある、または夫の収入で十分に家族全員が暮らしていけるなら、専業主婦を希望したいという女性もいるだろう。そして専業主婦として家族を支えることに幸せを覚える女性もまた、いるはずだ。外で働くことより家の中のことや近所付き合いをするほうが性に合うという女性も(上記いずれも、そういうタイプの男性がいたって当然いいわけだが)。ただ、家族関係が良好なうちはなにも問題がないのだが、ひとたび問題が起こり、特に夫との離婚話が出て来たところで、専業主婦という職業からジョブチェンジする必要に迫られる。離婚したら、無職・無収入になってしまう可能性が高いからだ。

 うちは夫との仲が良いからそんなときのことは考えなくて良い、離婚となっても慰謝料と養育費で暮らせるはずだ、と想定している方もいるかもしれない。もしいきなり夫が不倫をして離婚を申し出て来たら、すぐさまこの問題に直面するのだが、そのときが来るかどうかなんて誰にもわからないもので、起こってもいないことをあれこれ思案するのもバカらしい、というのは確かにその通りだ。夫に裏切られるなどありえない、そう信じたい気持ちは誰でもあるだろう。では、自分が夫に愛想を尽かす日が来る可能性は?

 今回は、産後クライシスからの夫婦仲不和で、離婚話が持ち上がったトピ主を紹介するが、夫への愛情がなくなり、また夫からも愛されなくなったとき、専業主婦でいつづけるためには「気持ちがない相手」と一緒にいなければならないという新たな苦痛を伴うことになる。

1 2 3 4

ブログウォッチャー京子

インスタウォッチが日課の子持ちライター。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています

@watcherkyoko

子連れ離婚を考えたときに読む本