今まで、潮吹きに関する記事では「排尿感」「脱力感」「相手のドヤ顔」を理由に挙げ、私は潮吹き嫌いを訴えてきました。まんこからドピュッと液体が噴射することを「イク」ことだと勘違いしている男性が多いことにも地団駄を踏んでおりました(今もなお)。
何度でも言います。潮吹きは生理現象です
AV作品から影響を受けてしまった男性が、膣の中に指を突っ込んで力強くGスポット探しや、膣内を掻き回すケースは実際に多いです。潮を吹かせる行為はGスポットを刺激しなければいけない、Gスポットの位置は女性によって違う、よって相手のGスポットを必死に探してしまう男性の気持ちもわかります。ですが! せめて力を抜いて!!! そもそも女性は刺激された生理現象で潮を吹いているだけで、快感を得てイッているわけではないですし、ゴールドフィンガー・加藤鷹さんも手マンや潮吹きはAVの演出だということを伝えているんです……。
▼レジェンド・加藤鷹が語る、AVを真に受ける男としょぼいセックスをする女たち/インタビュー
<元々AVで行われている行為は、色々なルールがあった上で行われているの。たとえば、なぜAVで手マンが生まれたのかというと、「本番はしません」という女優さんが半数以上いた時代があるんです。「擬似セックス」が主流だったんだ。ちんこを挿れちゃダメとなると、挿れてもいいものは……指! と。それが手マンのはじまり>
このように私の場合は潮吹き反対! と掲げてきましたが、一方で、「潮吹く瞬間がたまらない」「イク時に潮吹いちゃう」など、潮吹きが好きな女性もいることも事実。そこで私はじっくりと考えてみました。指で潮を吹かせようと躍起になられる行為は好きじゃないけど、挿入中の気持ちよくなっている最中に“思わず”ドピュッと潮を吹いてしまうことがあれば、興奮度と同時に快感も増すのかもしれない、と。
しゃくりあげピストンだ!
“潮を吹きやすい・吹きにくい”は相手のテクニックだけではなく、女性の体質があること・Gスポットを責められるときに感じる刺激の強さは人それぞれということが前提ですが、一般的に伝えられている<恥骨の裏側あたり>を参考にGスポットを刺激しやすい(潮吹きする可能性が高い)体位をお伝えします。
挿入時にGスポットを刺激しやすい体位は、正常位とバック。正常位ではちんこを抜く時、バックは激しいピストンをしている最中に吹きやすさが増します。とはいえ、“いつもの”ピストンではダメ! 挿入で潮吹きをする1番のポイントは、挿入時の男性のちんこの角度! ピストンのコツは、Gスポットの位置を意識しながら、手前から奥まで、しゃくりあげるように擦りながら動かすというものです。また、指で潮を吹く女性だからといって、挿入時にも吹きやすいというわけではないので、無理して膣内を痛めないようにしてください。
さらに、恥丘(恥骨の上のモッコリ部分)を男性が手の平で軽~~~く圧迫しながらピストンすると膣の中が狭くなり、ペニスの擦れ具合が強まって潮を吹きやすいようです。
※個人的には、潮吹きに限らず挿入時に恥丘を圧迫すると快感が上昇する気がします。
潮吹きもピュッと出る人もいれば、ドピューッ! ブッシャー! ピュピュピュッ! それぞれです。どれにせよ、タオルを敷くか近場に用意しておくことを忘れずに。できれば、潮吹きチャレンジをする際は、自宅ベッドではなくホテルで行うことをオススメします。最後に一番重要なことをお伝えしておきますね。「痛がったら止める!!!!」以上、大根蘭でした。