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なぜか空前の大ブーム『ちびまる子ちゃん』まる子と花輪クンの関係に萌えてしまう!!

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ちびまる子ちゃん【公式】(Twitter/@tweet_maruko)より

ちびまる子ちゃん【公式】(Twitter/@tweet_maruko)より

 萌えはいつどこから飛んでくるのか、誰にも予測がつかない。誰もが知る国民的アニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)。毎週見ていた時はまる子と同世代だったのに、いつの間にか日曜夕方にテレビを見なくなって、自分ははるか年上になっていた――なんて大人は多いのでは。それだけ幅広い世代に見られてきたということですが、なぜか今になって『ちびまる子ちゃん』に萌えを感じる女性が急増しています。

まる子と花輪クンの関係が萌える?

 萌えの中心地となっているのは、主人公のまる子(さくらももこ)とクラスメイトの花輪クン(花輪和彦)の2人。なぜか今、まる子と花輪クンの恋模様を妄想しては萌える声が続出していて、ネット上には2人の二次創作マンガ・イラストが次々とアップされている状態です。2人を指す“花まる”という言葉がTwitterのトレンドに入ったほどの盛り上がりを見せています。

 「なんで今?」と感じるこのブームですが、明確なきっかけ・理由は判明していません。筆者が調べた上での憶測ですが、昔からまる子と花輪クンの関係に萌えている人は一定数いて、その中で人気の絵師さんが描いた2人のイラストやマンガがネットで話題になり、ちょうどその時にアニメでもまる子と花輪クンの絡みがある回が放送されて一気に注目を集めた……という経緯のようです。

 その回は410日に放送された1095話で、前後編どちらも“花輪クンからまる子に絡む”シーンがあった放送回。前編では花輪クンがまる子にクラシック音楽を勧めてきて、後編ではキャンピングカーに憧れるまる子にまたもや花輪クンが話しかけてきて、キャンピングカーに乗せてあげた、といった描写がありました。

 花輪クンはお金持ちの息子で豪邸に住んでいて、キザなところもありますが、みんなに親切で優しい性格。とある回では、「僕のたくさんの彼女とは、僕を慕ってくれるすべてのレディのことなのさ!」と言い放っていたのでプレイボーイなんだと思います。なので、まる子だけを特別視しているようでもないように感じるのですが……。

お金持ち男子×庶民女子の恋愛?

 でも、過去の作品を見ていくと、確かに2人に萌えを感じる時があるんですよね。2012年放送の「まる子、はまじとウワサになる」では、はまじとの熱愛を騒がれたまる子が、勢いで「花輪クンとウワサになったほうがマシだよ!」と口走ってしまいます。普通の小学生の男子だったら怒るところですが、キザな花輪クンは「僕はどうでもいいさ」と余裕。まる子を「ウワサになった者同士、校庭でも散歩しないかい?」と誘うほどです。でもそこで恋愛に発展するわけではなく。まる子は花輪くんと結婚した場合、玉の輿になれるんじゃないかって妄想をして、父に「お前財産目当てだな?」と言われ「花輪くん目当てなワケじゃないじゃん」と断言しちゃうし。

 2人に対しては、少女マンガで見られる、“お金持ちの男の子が鈍感な庶民の女の子に心惹かれていくパターン”と似ているという声が上がっています。花輪クンがまる子に度々絡んでいるように見える描写は、恋心なのか親切心なのかはわかりませんが、それにゲスな対応をするまる子。花輪クンの大きい家でピクニックをした回では、花輪クンのことが好きなみぎわさんに「今さら花輪クンのお嫁になりたいなんて言ってもダメよ!」って言われて「私が結婚したいのは花輪クンの家なんだから」と、なかなかゲスいこと言っていました。

 なので、2人の二次創作を見ていくと、中学生や高校生に成長したまる子がやっと花輪クンの恋心に気付くものや、無自覚で花輪クンを惑わす発言をしてしまうまる子といったものが多いです。……妄想するのはタダですからね!

 ただ、まる子の誕生日を祝う回で花輪クンは「その1本のバラには深い意味があるんだ。おっと今はまだ言えないよ」と言って、1輪のバラを渡すんですよね。1輪のバラには「一目惚れ」や「運命の人」といった意味が込められているようです……! そういった要素もこのブームを盛り上げている要因になっているんでしょうね。

月島カゴメ

アニメもゲームもBLも嗜む雑食系オタク。最近はキッズアニメ(プリパラ、プリキュア)を見ている時が一番楽しい。オタクのくせに変な行動力がある。なお、貞操観念はほぼない。いつかメンヘラに闇落ちする日がくるんじゃないかと、少し怯えています。

twitter:@kaaagome_

映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年