皆さん、ごきげんよう。アツこと、秘密のアツコちゃんです!
『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の生放送で、その一部を紹介することが恒例となった『24時間テレビ40・愛は地球を救う』の制作発表会見。メインパーソナリティーが嵐の櫻井翔くん、KAT-TUNの亀梨和也くん、NEWSの小山慶一郎くんの“史上初! グループの枠を超えた3人の異例の配置”ということもあって、多くの報道陣が集まるだろうと予想されてたの。
もちろん6月23日は大勢の人が集まったんだけど、会見前日に小林麻央さんが亡くなられて、当日の朝に急きょ「14時半からシアターコクーンで市川海老蔵さんが会見をする」ことが決まって。汐留に集まってきた取材陣はもうあっちこっちで「掛け持ちするか? 間に合うかな?」と焦りまくり、スポーツ紙の皆さんなんかは「頭がこぼれそうだから、先に誰か行かせといてくれ~」なんて会社とやりとりしてて、待機場所となった日テレのラウンジはかなり騒然としてたのよね。というのも、『24時間~』の会見は汐留のスタジオで13時頃から14時過ぎまでと予定されていたから、渋谷のシアターコクーンまでは30分以上の移動時間が必要。タクシーで行くにしても週末の金曜日とあって混雑が予想されていたからピリピリした空気が漂っていて、会場は騒然としていたのよね。
とはいえ、何とか会見が始まって。ホッとした矢先、今度は「櫻井翔さんが小林麻央さんへの追悼コメントを出します」というアナウンスが流れて、またまたみんなバタバタと移動したの。取材準備もそこそこに、会場に着くとすぐに翔くんが喪服姿で現れたんだけど、もうスタート前から目が真っ赤。「小林麻央さんとは『NEWS ZERO』で3年半ご一緒させていただいて、ZEROファミリーという感じでした。家族を失ったような気持ちでいっぱいです…………ごめんなさい。うっ、うっ、悔しいです…………」と何度も何度も涙で声を詰まらせながら答えていて、次から次へと頬を伝う涙を手でぬぐい、またぬぐって……と。正直、いつも冷静沈着な翔くんがこんなに泣きながら話すとは思っていなかったから、取材陣もみんなびっくりしちゃったのよね。ザワザワしてた会場はシーンと静まり返り、翔くんの嗚咽だけが響き渡って……。カメラマンが押すシャッター音がやけに大きく聞こえて、誰も言葉を発することさえできずにいたの。
そうこうするうち『24時間~』の会見が始まり、その時はいつも通りチャリTを着て元気に登場した翔くん。目は腫れてまだ赤かったけど、瞬時に気持ちを切り替えてね。その辺りはさすがプロよ。明るい笑顔を振りまきながら会見をスタートさせ、無事に『ヒルナンデス!』の生放送を迎えたの。