ホストクラブのヘビーユーザーを指す言葉である“ホス狂い”。まったくもって、ホストに“狂う”ってすごい言葉ですよね。狂うほどにハマってしまう魅力がホストクラブには詰まっているのでしょうか。筆者は約1年ホストクラブに通っていた元ホスト狂いですが、ホストクラブにはハマる人はハマってしまう“魔力”的なものがあると感じています。
ホストクラブをまったく楽しめない女性もいると思いますが、その一方で病みつきになってしまう女性もいる。そして、あり得ないほどの大金を落とす女性もいる。そのために身体を売る女性だっている。ホストにハマってしまう女性は、なぜ狂ってしまうのでしょう。そんなことが気になって、今回はホストに通う3人の女性に話を聞いてきました。
どうしてホストクラブに行ってしまったのか、そしていくら使ってしまったのか……ホス狂いの女性陣からは、闇が深~い話がザクザク出てきました。
【登場人物】
月島カゴメ:本稿の筆者。25歳のOL。約1年、某有名店に通っていたが、最近担当がホストを辞めたので、それと共にホス狂い卒業。今はどこにも通っていません!
お風呂ちゃん:21歳の風俗嬢(ソープやピンサロなどを掛け持ち)。ホス狂いなら誰もが知っているだろう有名店に担当がいる。担当はおじホス(おじさんホスト)。
人妻ちゃん:35歳の既婚者&OL(月島が見た限りでは、実年齢より5~6歳若く見えます)。マイナー店に10歳年下の担当がいる。旦那さんには今のところホスト通いはバレていない。
出稼ぎちゃん:20歳の風俗嬢。地方のソープに出稼ぎに行っていることが多い。お風呂ちゃんのお友達。とあるグループの某店にちょっと年上の担当がいる。
みんなホストに狂う予定はなかった
月島 今日はお忙しいところ、お集まりいただいてありがとうございます! と言うか、通っている店がみんな違って本当によかった~!(本当に系列もバラバラでした)
お風呂ちゃん 担当被り(※同じホストを指名している客)だったら戦争が起きていたよね。
出稼ぎちゃん ね。被りがいたらどうしようってなるよね(笑)。
月島 ここにいるのはみんなホストクラブに行ったことがある“ホス狂い”なんだけど、みなさんはどういうきっかけでホストクラブに行っちゃったんですか?
お風呂ちゃん 私、最初は初回荒らし(初回しか行かないこと)しまくってて。初回だと安く酒が飲めるから、ただそれだけで行ってました。その時は「絶対指名しねえ!」って思っていたのに、今ではすっかりホス狂いに(笑)。