続きまして、お店においてあったUNOを取り出し「下位2人が罰ゲームね!」と言われ、またまた突然ゲームスタート。罰ゲームって一気飲みとか……? と思っていたら、友人が見事最下位になり、隣の男性が鼻につめた柿ピーを口に向かって飛ばされるという、かなり過酷な目に! 幸い友人の顔面とは違う方向に飛んでいったので無事でしたが、頑張り屋の友人は泣きそうになっていて……心底自分じゃなくてよかった! と思いましたよね。連れて来といてなんですが!
二戦目は、お店のメニューにある「ロシアンルーレットたこ焼き」を罰ゲームに設定してハイアンドローゲーム。すると、今度は私が一発目に負けた上に、食べると見事的中。これは辛子? タバスコ? 混ざってる? と中身を考えながら神妙な面持ちで味わっていると「当たったんかわからへん!」「リアクション薄っ!」と非難ごうごう。場はシラケぎみ……。次に罰ゲームになった友人は、これまた見事に辛いのを引き当てて、トイレに駆け込みました。リアクションバッチリ! 完全に私のリアクション失敗!
30分ほどゲームで遊ぶと、男性たちが「ファイナルインプレッションタイム~」と言いだし、「実際にデートするとしたら3人のうち誰?」と最初の質問から少し現実味を強くした質問を投げかけられ、また「せーの」で指すことに。ゲーム中はほとんど隣の人と喋らなかったので、主にゲームを仕切っていた男性を指すと、友人も同じ男性を指してひとり勝ち状態。「じゃあとりあえずLINE交換しよ!」とその男性と友人だけが連絡先を交換。
なるほど、こういう場で「とりあえずみんなでLINE交換」となると、結局グループLINEを作って挨拶程度で終わってしまいそうですが、1組だけが交換となれば、最初から個別トークなので次の約束も早そう。「実際にデートするなら」なんて質問だったし。この人たちやっぱり素人じゃないだろうな~とぼんやり観察していると、「じゃあそろそろ出るわ!」と3人はテーブルを離れていきました。
……いやいや、私は!? 指差したのに連絡先交換してませんけど!? そんな私の目線をよそに「あのテーブルの奥の子は可愛い」「あれは若い」と他のテーブルの女子たちを吟味しながら出口へ向かう3人。
このままでは後味も悪いので、もう1組相席させてもらうことに。次に一緒になったのは、ひとりは30代前半、もうひとりは多分その上司で30代後半という2人組。