恋愛・セックス

感動の同性婚挙式、ダブルウェディングドレスが可愛すぎる!

【この記事のキーワード】
GeyWedding_後

ふたりがハッピーならそれでよし!(海外のレズビアン・ウェディングより)  Photo by lesbiandykes from Flickr

 11月9日、東京都内にて山瀬さん(20歳)とまおさん(24歳)というカップルによる、同性婚パーティが開催されたことは前編でお伝えしました。後編の今回は、挙式の模様をご紹介します!

 会場となった渋谷のカフェは、とあるビルの最上階。エレベーターを降りて会場に向かうと、受付前にはドレス姿の女性二人が描かれたウェルカムボードが! パーティスペースのみのフロアなので、道行く人の好奇の目に晒されることはないけど、しっかり二人がわかるイラストボードを置くとは、なかなか心ニクイ演出。プロデューサーの外山雄太さんいわく、

「そもそも同性カップルの結婚式がNGなところが多くて、電話の段階で相手にしてもらえなかったり、『ドレスやタキシードを着ずに、宴会という形なら大丈夫です』と言われたこともあった」

 とのこと。でも、この日の会場は快諾してくれたので、二人と見学に行ってから決めたのだそうです。ガラス張りのドームから光が差し込む、とてもステキな会場でした。

 受付を済ませ、パーティスペースに向かうと……。マニッシュなスーツを着た女性からドレス姿の女性、赤をドレスコードにしていることから、髪を赤く染めた男性二人組(ともにイケメン!)など約50名のゲストが、式が始まるのを待ち構えていました。男女比は半々程度で、LGBTと思わしきカップルやグループがかなりの割合。顔見知りも多いのか、全体的に和やかな雰囲気でした。

 予定時間を迎えると、ウェディングドレスを着た山瀬さんとまおさんが、腕を組みながら笑顔で入場! 私自身、ドレスがふたりの挙式に出席するのは初めてだったので、この時点でテンションがあがりまくり! 思わず「わあ~」と声をあげてしまいました。

 人前式ということで、ゲストの前での宣誓に続き、誓いのキス、指輪の交換と順調にこなしながらも、目が合う度に、はにかんだ笑顔を浮かべるふたり。な、なんて初々しくてかわいいの……! アンティークのソファに座った姿は、まるでプリンセスドールのよう。会場のあちこちから「かわいい!」という応援が飛び交う中、パーティは進んでいきます。見ている私も『いいじゃないの幸せなら』と、いつの間にやら佐良直美(古い)状態に……。(はっ! この歌ってタイトルとはうらはらに、「わるい女」が登場するんだった!)

未来へ、希望を繋ぐ

 程なくして友人たちのスピーチが始まり、涙ぐむ人や言葉に詰まる人が続々登場。そんな中で一番印象的だったのは、友人男性が「先を越されちゃったって感じる」と言ったこと。今までは同性婚は会場探しが困難だったことから、挙式を諦めていたLGBTカップルもいたことでしょう。でも「先を越された」と感じたということは、この式が未来への希望に繋がった証なのかもしれません。

 スタートして約3時間後、

「まおさん大好き!」
「山瀬さんは私の誇りです」

 と皆の前で語ったふたりは拍手喝采の中、会場を後に。初めてお会いするのに、私も彼女たちの幸せを願う、まるで親戚のおばさんのような心境になってしまいました!

「法律的には認められなくても、式を挙げたことでLGBTカップルの結婚が、社会的に認められるかもしれません。あとに続く人たちのためにも、そうなってくれればと思います」(山瀬さん)

「たくさんの方に『おめでとう』の言葉をいただいて、『ありがとう』をいくら言っても足りないぐらいです。カップルは結婚式を挙げて結婚することだけが、正解ではないとは思います。でも今日のことが誰かの支えや救いになれば、こんなに嬉しいことはありません」(まおさん)

 確かに結婚式を挙げることだけが幸せなパートナーライフの証ではないけれど、二人のウェディングドレス姿から、勇気と希望を感じたLGBTの方はいるはず。末永くお幸せに!
(文=久保樹りん)

[PR]
[PR]

messy新着記事一覧へ