そのまま、10分ほど『仲良し親子(?)プレイ』を続けていると、突然、彼がパッと顔をあげ「風呂の水を溜めようか」と言い出しました。そして、風呂場に行ったかと思いきや、今度はすっぽんぽんになって戻ってきて、
タラちゃん「ママ~お湯入れたよぉ」
私は一体、どういうリアクションを取れば良かったのでしょうか(真顔)。
イメクラ勤務の経験などない白雪。しかし、「新しい世界に飛び込みたい」と変わった性癖の相手を募ったのは白雪。そして、メッセージで楽しく赤ちゃん言葉でやりとりを交わしたことで、タラちゃんに期待を持たせてしまったのも白雪。ちゃんとお母さんにならなければ!! と自分を奮い立たせました。「エライでちゅね~!」と唇の端をひくつかせながら笑顔を作ってみたのです。すると……
タラちゃん「ママ、だいしゅき~! ねえ、ママ。おっぱいちゅっちゅさせて!」
ムリ、どうしてもムリ!! その瞬間、白雪は悟ったのです。『汚れた大人が、赤ちゃんという純粋無垢な存在に擬態し、寵愛を乞うプレイ。それが赤ちゃんプレイなのだ』と。
しかし、彼が赤ちゃんプレイ好きだと知って会いに来た以上、協力するしかありません。やるよ、白雪はやってやるよ!! とばかりに、シャツを脱ぎ、ブラジャーを外し、おっぱいをぽろりと出しました。
すかさず、タラちゃんが「わー!」と言いながら、私のおっぱいにむしゃぶりついてきたのです……って、痛!! 痛い!! 痛ェんだよ!!!!!
あろうことか、タラちゃんは私の乳首を噛んできたのです。おっぱいを飲む時は歯を当てちゃダメだってママン(今まで相手してもらった風俗嬢)に教わらなかったのかいッ!?
白雪「ごめ、やめて。痛い」
これには白雪もマジな声色で拒否。すると、タラちゃんは一瞬、キョトンとした顔をして、「本当に?」と言ってきました。
タラちゃん「ちょっとくすぐったかっただけでしょ?」
白雪「いや、ほんと痛いから。噛むのはやめて?」
タラちゃん「前戯をしっかりしてないから、だめだったのかも……。お風呂に入って、ベッドでしよっか」
あの、人の話聞いてます? タラちゃんの脳内では、(多分)風俗嬢のお姉さんには今まで痛いなんて言われたことがない、という大前提があるのでしょう。だから、『気持ち良くない』=『濡れていない』となったみたい。
この時点で白雪的にはかなり萎えていたのですが、「クンニには自信がある」というタラちゃんの言葉を信じ、お風呂に入って仕切り直しをすることにしました。