私のジェルネイルアレルギーの原因は
◆原因は、UVライトの「紫外線」と、ジェルの成分「樹脂」
ジェルを硬化するときの、UVライトの紫外線。そして、このUVライトに反応して固まるジェルの成分である樹脂のふたつがアレルギーの原因と考えられています。しかし当初はあまり知られていなかったので、何が原因なのか探りながら、使用器具を変えていきました。
◆ジェルを変更
ジェルが原因だろうと思っていたので色々な種類のジェルを探し、見つけたのが「アレルギーの方も安心」と書かれたジェル。あまり効果がないものから、当初使っていたものよりは効果があったものまで、何種類も試しました。ただ多少の痒みは発症しました。
◆ライト(硬化マシーン)を変更
セルフではじめた当時は、蛍光ランプを使ってUV波を放出する、UVライトが一般的でした。その後登場した蛍光ランプを使わないLEDライトに変更。
すると……施術後「あれ? なんともない! かゆくないっ!」ジェルを「アレルギーフリー」ではないもので試しても異変はなかったので、私の場合、UVライトが大きな原因でした。UVライトからLEDライトへ変更したことで、施術後のかゆみは消えていったのでした。
※UVライトの硬化速度は、2分前後のUVライトに比べて、光源のパワーが強いLEDライトは、10秒~30秒と圧倒的に短いことも、メリットです。
治っていたはずなのに、また…
以前、友人の結婚式へ出席したときのことです。めでたい時くらいはプロにやってもらおう、と久しぶりにネイルサロンへ。LEDを使用しているサロンはまだまだ少ないのですが、ホームページで「LEDも扱っています」という文字を確認してネット予約しました。
きちんと情報が伝わっていなかったのか、当日に直接確認しなかった私も悪いのですが、おそらくUVライトでの施術だったようです。サロンを出て数分後には違和感、そして痒みが襲ってきました。「1度ジェルネイルアレルギーを発症すると治る事はない」というのは本当だな、痛感しました。
爪がボロボロ……水虫にも気をつけて
ちなみに。実は私、UVライトやジェルが引き起こしたアレルギーだけではなく、爪がボロボロになる菌にも感染しておりました。
ジェルネイルが、時間とともに爪から浮いてしまう状態がありますよね。「まだ取れるわけじゃないから、まぁいいか」と放置していると、この隙間に菌(カビ)が入り込み繁殖することがあるといいます。
指先がアレルギーで酷いときに、ジェルを剥がした自爪はガタガタでボロボロ。念のため皮膚科で診察。「これは、爪白癬(つめはくせん)っぽいね」と言われました。「つめはくせん?」初耳でした。「わかりやすく言うと、爪の水虫! カビ!」と言われました。専用の高い薬で治療し3カ月ほどかかった気がします(最近では、いい商品が市販されているようです)。
私の場合、初期の段階で治療をしましたが、「爪白癬」は、爪だけでなく頭や他のカラダの様々な部分に感染が広がる可能性があるといいます。これも、セルフでジェルネイルをしている方は、身近な病気であることを覚えておいてください。
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