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富裕層に愉しみを提供する愛人斡旋業という仕事

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短期集中連載:愛人の掟04

Photo by Miles Davis from Flickr

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 愛人斡旋業を行っている会社は、都内だけでなく全国に存在する。「交際クラブ」「デートクラブ」という、なんとな~く濁した言い方をしている会社ばかりだけど……ま、実際やっていることは愛人斡旋だ。

 女性会員は写真や動画を撮影してプロフィールと共に会員専用ページに掲載され、男性会員が女性会員を選んで、会社に連絡する。お互いの都合を会社を通してやり取りし、デートの日時を決めて、会った後は個人の自由だ。お茶のみなのか、そのままホテルへ行くのか、連絡を取り合い関係が継続されるのか、割り切りなのか……全て会社は干渉しない。

 売春斡旋と何が違うのか? そんなに差はないように思えるが、斡旋後、愛人関係を継続するための「お手当」の金額交渉に会社がタッチしないという点が、大きく異なるのではないだろうか。

 また、女性によって「最初のデートでどこまでOKか」や「交通費と称したお小遣いの金額」は違う。「交通費」はお茶のみだった場合でも最低5千円は絶対に支払う規則がある。男性が会員になるには相応の身分を証明できるものが必要であり、会社によっては面会も行わなければならない。なので、その辺の安いサラリーマンや汚いオッサン、土木業などの会員はまず皆無である。

 男性は入会金(3万円~30万円)と最初のデートのセッティング料(2万円~10万円)を支払わなければならず、女性との食事やホテルなどのデート代もかかれば「交通費」と称するお手当も支払うので、当然サラリーマンの月30万ほどの収入では厳しい。結果的に富裕層の男性が多く集まってくる。

 会社へ支払う料金に5~10倍もの差があるのは、紹介する女性のランク次第で金額が変わってくるからだ。会員女性は現役の大学生から、OL、ナース、美容部員やキャビンアテンダントといった専門職、モデルやタレントの卵からAV女優まで多種多用。愛人斡旋会社側が、登録女性をスタンダード、ゴールド、プラチナ、ブラック、VIPなどとランク付けし、男性は支払う料金によって選べる女性の幅が変わる。

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アスモデウス蜜柑

好奇心旺盛な自他共に認める色欲の女帝。長年高級クラブに在籍し、様々な人脈を得る。飲み会を頻繁に企画し、様々な男女の架け橋になり人間観察をするのが趣味。そのため老若男女問わず恋愛相談を受けることが多い。趣味は映画鑑賞で週に3本は映画を見る。

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