16日放送の『王様のブランチ』(TBS系)で、映画コメンテーターのLiLiCoさん(46)が「今まで色んなムチ買ってきた」発言をして、出演者・視聴者を驚かせたようです。
番組では、アメリカ・サンディエゴで行われた祭典「コミコン」(7月20日~23日開催)の様子が取り上げられました。会場では、人気映画で実際に使用された衣装や小道具が購入(落札)できるオークションを開催。『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』で俳優・ハリソン・フォード(75)が武器として実際に使用していた長いムチも出品予定だそう。スタジオで、予定落札価格の質問を受けたLiLiCoさんは、冒頭の発言とともに「300万円」と予想。実際の予定落札価格は570~850万円! すごい金額……。
アンビリーバボーな金額を知っても、「それだけ値打ちあるからね」と納得していたLiLiCoさん。大作で(ハリソン・フォードが)使用した商品、という付加価値がついていることはわかりますが。じゃあLiLicoさんは今までどんなムチを購入してきたのか……そこもまた気になります。
そもそも「ムチ」は乗馬や競馬で使用するのがスタンダードな使い方でありますが、LiLiCoさんは馬主じゃないですよね? となると、その「色んなムチ」はやっぱり、プレイの「スパンキング」用だったのでしょうか。
ということで! LiLiCoさんのムチ事情は置いといて、「スパンキング」についてお伝えしたいと思います!
まずは手のひらで
「スパンキング」と言っても、手を使ってお尻をペンペン叩くものから、道具を使うプレイ(初心者用や本格的なSMに使用するもの)まであります。お互いにスパンキング(SMプレイ)に興味がある場合も、未経験でいきなり道具を使用するのはやめましょう。危険です。
道具を使って勢いだけで叩いてしまうと、ミミズ腫れ、皮膚が切れて流血、一生消えないアザがついてしまうなど傷害沙汰につながります。ひどい場合は骨折することもあり、重い外傷を負う(負わせる)ことになりかねません。まずは手のひらで力の強さや相手の反応などを学習してから、次のステップに進むのが基本なのです。
道具(ムチ)を使用したプレイについてはまたの機会に持ち越しで、今回は手のひらを使ってお尻を叩くスパンキングについてご紹介します。
パーじゃないねん、グーでもないねん
感じる痛みの強さも人それぞれですが、あくまでも手のひらを使ったスパンキング初心者(痛みに慣れていない)カップルにオススメの方法です。挿入時、女性がお尻を叩かれると反射的に膣にギュッと力が入り、心地よくペニスを締め付けるといいます。そのため普段はSMプレイをしない男性も、無闇にヤリたがる行為でもあります。そういう扱いに「余計濡れちゃう~」なドMさんもいるとは思いますが、膣を締めるために叩くってちょっと敬意を欠いた行動……。どうせやるなら自分本位じゃなく、ちゃんと気持ちよくしてくれないと困ります。
スパンキングに最適な体勢は相手が四つん這いのとき(女性がされる側の時はバックの体位)です。お尻を突き上げた体勢の時に、手のひらで叩くのですが、「気持ちいい痛み」と「ただ痛い(不快)」だけの場合があり、意外と難しいテクニックです。適当に叩いたら間違いなく後者。じゃあどう工夫すれば「気持ちいい痛み」を与えることができるのでしょうか?
手のひらで何かを叩く際、指をピーンと伸ばして“パー”の状態にする方は多いのではないでしょうか。もしその状態でお尻を叩いてしまったら集中的な痛みだけを与えることになってしまいます。スパンキングは“パー”と違うんです。
◆くぼませた手のひらで……
指を少し曲げて、手のひらにくぼみを作るようにしてください。卵を守るようなイメージですね。そのうえで手の力を抜いた状態で軽く叩き、叩いたら“スナップ”をきかせて、すぐ手を戻すのがコツ。私も手のひらでスパンキングをされたことがありますが、「音のわりに痛みがない」これが1番!
AVを観ていると、ピンと揃えた指で叩いているシーンも出てきます。あれは、大きな音を出し、叩いたお尻が真っ赤になるようにわざとしている演出です。そのぶん叩かれる側は痛いわけで、マネしたところで快楽につながるのかどうか私にはわかりません。
また、手のひらをくぼませた状態でも、指だけ当たってしまうと鈍い痛みを与えることになります。自分の太ももあたりで練習してから行うのがベストですね。