タレント・優木まおみ(37)が9月15日、Instagram(以下インスタ)に書き込まれた中傷コメントのスクリーンショットを公開し「言いたいことあったらダイレクトメッセージにしてほしい」と綴ったことが話題になっている。
この投稿で優木は「よくわからないけど、必ず悪口? だけかくアカウントを作ってる人いて、ブロックしてもブロックしてもまたすぐ別のアカウント作って書いてきます、、、」と綴っている。現在3歳と0歳の娘を育てるママタレの優木だが、スクショされたコメントには「兄弟コーデ」「服に着られてる、次男」「凄いしゃくれ」と、子供達の外見や着せている服に対する中傷が書き込まれており、これについて「その指摘というか、悪口が、案外、的をえていたりするのも事実なんだけど、姉妹が二人とも男顔なのも、私に似てしまったせいだし、服のサイズはいつも買うお店の人といろいろ相談してこのぐらいまで着せたいからいまはちょっと大きいけどこのサイズかな?とか、決めているんだけどなぁと。」と真面目にアンサー。しかも中傷コメントを書き込むユーザーをブロックしても、夫のインスタアカウントに同様の中傷コメントを書き込んでくるとも明かし「言いたいことあったらダイレクトメッセージにぜひください」と、呼びかけた。
この投稿はのちに削除され、2人の娘の写真とともに、削除したという報告と「いろいろありますね」という意味深な言葉が投稿された。ここのコメント欄に削除の理由を問う書き込みがなされたが、優木は「事務所からそうするように指示が出てしまい、やむなくそうしました」とこれに返しており、事務所の意向に沿ったのだという。
一挙手一投足を監視され、少しでも世の中的な“母親らしさ”から逸脱する行為をすれば炎上となりかねないママタレたちの業界は殺伐としていそうだ。そのなかでも優木は世間から厳しい目で見られていることは間違いない。それはちょうど3年前、長女が生後半年を迎えたときにまで遡る。
いまでこそ2人の娘の顔をこれでもかとSNSに投稿しまくっている優木だが、長女出産直後は「主人とも相談して、子供のプライバシーを重視し、ブログに写真や、名前の公表など、子供の情報を載せることは控えさせてもらうことにしました」とブログに宣言していた。ところが長女が6カ月を迎えたところで「話は変わりますが、産後から今まで半年間いろいろ考えて、やっぱり娘の写真載せていくことにしました。成長記録も兼ねていきたいなとおもうので、顔が写ってる写真とかもたまには」と、突然の“顔出し”宣言をしたのである。ママタレ界においてこうした前言撤回は反感を買いやすい。そのうえ、著名な彼女が子供たちの顔を世間一般にさらしてしまうことは危険を伴う。
子供のプライバシーと子供可愛さを天秤にかけた結果、子供可愛さからそれを世界に発信することを選択したとみられても致し方のない経緯だ。その後2017年1月に誕生した妹は生まれながらにして顔出し人生を歩まされている。ブログだけでなくインスタでももちろん顔出し全開で突っ走っているが、こうした投稿に中傷コメントが寄せられることを優木は気に病んでいる。おそらく事務所への相談なく中傷コメントに対する宣戦布告ともとられかねない投稿をアップしたため、のちに削除するという顛末になったのだろう。しかも投稿では「直接やりとりしましょう」と応戦ムード。実際、9月21日未明にチェックした際も、アンチとみられるアカウント複数をフォローしていた。緊張は続いている。
優木のこれまでの投稿を見るに、問題あるコメントは書き込まれたのちに誰かの手により手動で削除されている様子だが、インスタのコメントはリアルタイムで反映されるため、タイミングによっては中傷コメントをいくつも目にすることがある。筆者も何度か、複数の捨て垢が中傷コメントを書き込んでいるのを見たが、翌日には消えていた。
こうなってくると心配になるのは、やたら粘着質なアンチがついてしまっているのに、優木が2人の娘の顔出しを続けていることだ。アンチに応戦するのは個々の判断なので致し方ないが、娘の顔をアンチに覚えられてしまうのは弱みを握られることと同じである。そこまでリスクを負って娘の顔を出す意義はなんなのか? 少し冷静になって考えた方がよいのではないか……などと、おせっかいながら心配になってくる。
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