セックス中、相手のお尻をペチンペチン叩くプレイ「スパンキング」。道具に興味がある方も、まずは手のひらからはじめるべきプレイです。先日、手のひらで行うスパンキング方法をお伝えしました。
▼お尻を打つSMプレイ「スパンキング」が快感に変わる? コツは手のひらのくぼみとスナップ!
手のひらで行うスパンキングを何度か経験すると、道具を使ってみたい! という願望も出てくるかもしれません。でも、スパンキング・グッズはムチだけではないのですよ。
スパンキングラケット
まず「ムチ」を使用する前に、お試しいただきたいのはこちら!
ムチのように鋭い痛みはないのに、大きく鳴り響く音が精神的な興奮をもたらします。道具自体のしなりを利用することができるため、手のひらで行うスパンキングよりも気持ちよさを感じる方もいるようです。
ムチはざっくり分けて3種類
では、いよいよ「ムチ」のご紹介をしていきましょう! ひとくちに「ムチ」といっても、 初心者でも使いやすいものから上級者用が使用するものまで様々。大きくは3種類に分けられます。
※素材や硬さによって打たれる側の痛みが異なります。基本的には、打つ力が分散されるものは痛みが少なく、長くて硬く厚みがあるものほど苦痛が伴うといわれています。それぞれの鞭の特性を理解し、選ぶようにしてください。
バラ鞭
見ためは痛そうな印象を与えますが、正しく使用すれば、音ほどの痛みはなく、初心者にはオススメとされているムチです。
穂先が長く細かく分かれるほど鋭い痛みに変わります。細くなればなるほど痛みが増すため、1本1本が細すぎず6本に分かれた「6条ムチ」がオススメ。
初心者向けとはいえ、ムチの打ち方や力加減など扱い方を練習してから行うようにしてください。力を入れずに振り下ろせば痛みは感じないので、相手が快感に感じる痛み(反応)を見ながら力の調節を。
※振り払うように横方向に打つと、血管を傷つけてしまうおそれがあるので、ムチは縦に振り下ろすことが絶対!
乗馬鞭
柄から細く伸びた棒状の部分を持って振る、先端に皮製のチップがついたムチです。
痛みが少なく力加減をしやすくてコントロールもしやすいのが特徴。バラ鞭と比べると音は控えめなので、精神的興奮よりも肉体的興奮を与えることに向いています。狙ったところへ的確に当てるための練習をして、十分に慣れてから対人では使用するようにしましょう。
スパンキング以外にも、先端のチップで乳首や性器などポイントを責めたり、カラダに滑らせてみたり……愛撫を楽しめます。
一本鞭
本格的なスパンキングプレイをする、上級者向けのムチです。
「一本鞭」の中でも、「ラバー鞭」と「編み上げ鞭」の2種類あり、ラバー鞭は重量感があって打撃が重く、編み上げ鞭は丈夫で軽いです。どちらも力が分散しない上に、カラダに巻きつくように打たれるので、カラダに痕が残ることもあるほどかなりの鋭い痛みを与えます。AVを見て、見よう見まねで使用することのないように!
道具を使うスパンキングは、初心者用といわれているものでもとにかく振る側の注意が必要です。力加減以外にも、「皮膚の薄いところや骨が出ている部分は避ける」など、気をつけるべきことはたくさんあります。基本的な使用方法を間違えると怪我に繋がります。安易な使用はおすすめしません。
興奮に任せてプレイをせず、冷静に相手の気持ちを考えることが第一です!