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男用エロマンガの中身を見てみよう「発射断面図」「セックスつきの母親」「連続勃起」

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Photo by  WAWAS Barcelona from Flickr

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 仕事で出張、地方のビジネスホテルに宿泊となると修学旅行の学生のごとくテンションがあがってしまい「せっかくひとりで遠くに来てるんだから普段できないことをやってやろう……ピンサロとかソープとか……」と欲望の炎が燃えあがる。これは妻帯ビジネスマンであれば一度は経験済みのことだと思います。

 しかしながら、出張先で一日の仕事を終えたときには疲れきっていて、歓楽街に繰り出そうというやる気が失われてしまいがち。昼間、仕事の合間のタクシー移動中に現地の風俗情報を入念に調べていたにも関わらず「今日は、ホテルに戻って缶ビールでも飲んで寝よう……」と大人しくなってしまうのです。まるでヤってもないのに中折れみたいですが、よっぽど元気がないと出張で風俗ハッスル!  というわけにはいかないのが現実でしょう。

 地方だと風俗も安いのでは、となんとなく思ってしまいがちですが、値段的にはそんなに変わらないですし、大都市のほうが女の子は可愛いと言います(むしろ、友人の風俗通によれば『地方は地雷』とのこと)。よって、別に行かなくても良いか……と整理してしまいがちではあるけれど「せっかくひとりで遠くに来てるのに今夜も何もできなかった……」という寂しさを噛み締めながら一泊4,000円のホテルのベッドで眠る出張サラリーマンは、なんだか悲しい存在に思われてなりません。

 ……と、さも当然のように一般化して語りはじめましたが、正直に申し上げると以上は私の個人的な話でしかなく、ついでに告白するならば、最近はその寂しさをなんとかするためにエロマンガ雑誌を買って読むことを覚えました。【messy】の女性読者の方々におかれましては、あまねくコンビニの雑誌コーナーの隅っこに鎮座している様々なエロマンガ雑誌を手に取った経験のある方は少ないと思います。あの手の雑誌の表紙には、おっぱいがなぜかテラテラと輝く女の子が描かれていますが「現実にこんな皮膚感の女はいねーよ!」と突っ込んだり、そもそも「こんなもの誰が買うんだろう?」と日々不思議に思ったりしている方もいるのでは(ハイ、ハイ! 私が買っています!!)。

 しかしながら、エロマンガで寂しさを埋める、というのはなかなか難易度が高い行為です。ガッチガチの童貞ならいざ知らず、こちとらアダルトビデオも死ぬほど見てきた挙げ句、本番のおセックスもそれなりにやってきている男です。音も匂いも触覚もないエロマンガは、ただ読んでも興奮が高まるものではございません。しかし、その興奮しないエロマンガで無理矢理抜く、というダルさがだんだんと面白くなってきてしまい、出張先のホテルでエロマンガを読むのが常態化しつつあります。しかも、買ったら買ったで3回ぐらいは抜いてしまう。ほとんど半勃起状態とも言うべき状態でオナニーをし続ける中途半端な感じが楽しい……と書いていると、まるで変態ですね。

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カエターノ・武野・コインブラ

80年代生まれ。福島県出身のライター。

@CaetanoTCoimbra

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