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突撃アタック! わたしとセックスしませんか? ~2年ぶりにまんこに咲いた恋の行方~前編

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まんこのアートをしていると、世間からは「異常なセックス狂いの女」として好奇の目で見られがちです。
おまけにアルバイト先が女性向けアダルトグッズショップとくれば、仕方ありません。
取材を受けても、アートのインタビューのはずなのに、必ずわたしのセックスの話を聞かれます。
何がなんでもまんこ=セックスに結び付けられる不思議。

ここはやっぱり、誤解を解いておきたい。

世間からは異常なセックス狂いの女とされる、わたくしろくでなし子は、
実はもう2年以上セックスをしていません
むしろ、セックスが苦手です。

大事なことなので、もう一度言います。

わたくし、ろくでなし子はセックスが苦手です。

普段のわたしは、アルバイト先で他人様がこれからお使いになるバイブレーターを丁寧に美しくラッピングし、送り出しています。
(女性向けアダルトグッズショップでのバイトというと、なんかもうすっごいエロい女がバイブをまんこに突っ込み、パンツ濡らしてはぁはぁしながら働いているイメージにとらえる人もいますが、そういうのを期待してイタ電する男たちにウンザリして、むしろまんこパッサパサです)
バイトの日以外は、コラムとイラスト執筆にいそしむ地味で孤独な日々。
趣味と言ったら映画鑑賞と読書と最近始めた500円玉貯金のみ(3カ月で4マン2,500円貯まりました!)。

 man122502

なので、わたしに何か特殊で異常な性体験談を求めてくるインタビュアーの方には毎回ご期待に添えないので、かえって申し訳なさを感じます。

そんなわたしがセックスを苦手とするようにになった原因は、
まさに、みんながエロスの象徴とするまんこをアートにしだしてから

以前のわたしは、もちろんまんこに興味などなかったし、モテたくて愛され本を必死で読み漁る、ごく一般的な男受けを狙う女でした。
彼氏もいましたし、結婚も人並みにしました。

しかし、あるくだらないきっかけでまんこをアートにした時、まんこを通して様々な不平等さ、主に日本の根強い女性差別に気付いてしまったのです。
そこにわたしは怒りを覚えました。
怒りっぽい女で、さらにまんこアートをする女。
まともな男の人からは、当然引かれます。
「いいな」と思う人とお付き合いし、セックスをする機会が一切なくなりました。
代わりに寄ってくるのは、「おまんこ見せてー」と言ってくる脳内メーカーがちんこだらけの人たち。
彼らにとって、わたしは「簡単にヤレそうでエロそうな女」なので、酒の席でいやらしい目で見たりおっぱいを触ろうとハラスメントしてきます。
それらにほとほとウンザリし、結果、セックスにまつわる全てのことがめんどうになり、そうこうするうち、わたしはセックスが苦手になりました。

そんなわたしですが、じゃあセックスは一生したくないの? と問われると、ちょっと違うのです。

今ではセックスが苦手なわたしも、セックスレスになってしばらくは、ヤリたくてヤリたくて仕方ありませんでした。
(なので「嫌い」ではなく、「苦手」と表現しています)

セックスは、アルコールやタバコに似ています。
やり始めると楽しいし気持ちいいから、毎日したくなります。
1週間でも空けると気が狂いそう。

しかし、その苦しい禁断症状を、相手がいないがために仕方なく乗り切ってしまうと
(その間は死ぬほどつらいのですが)、
不思議なことに、ほんとーーーに、ヤラなくても、どうでもよくなるのです……。
むしろ今では、男のちんこがわたしのまんこに入るのを想像すると、何だかエグくてキモくて、オエッとなってしまいます。(!)

(次ページへ続く)

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ろくでなし子

漫画家。日本性器のアート協会会員。自らの女性器を型どりデコレーションした立体作品「デコまん」造形作家。著書に『デコまん』(ぶんか社刊)。『女子校あるある』(彩図社刊)

ろくでなし子ホームページ

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