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「黒髪強要」してくるのは教師だけじゃなくて…“先輩”という理不尽な人たち

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Photo by Stuart from Flickr

 生まれつき髪の色が明るいのに、学校から黒く染めるよう何度も強要され、精神的苦痛を受けた大阪府の府立高校3年の女子生徒(18)が、府に対し損害賠償を求めたニュース。女子生徒の母親が地毛だと伝えていたにもかかわらず、学校側は「その色では登校させない」と黒染めを強要。その女子生徒は度重なる黒染めで頭皮が傷んでしまったそうです。しかも、学校側は「黒髪でないと、文化祭や修学旅行の参加を認めない」とも発言したといいます。

 このニュースをきっかけに、ネット上では「学校側が黒髪に過剰にこだわること」への是非が問われています。今年5月にも、全日制都立高校の約6割が入学時に「地毛証明書」を提出させていると「朝日新聞」が報じ話題となりましたが、未だに地毛が明るい生徒が厳しい処遇を受けていることに心が痛みます。

明るい地毛を注意するのは教師だけではない

 かく言う筆者も、地毛が明るい生徒でした。現在は脱色したり染めたりしているので、長らく地毛を見ていませんが、レベルで言えば7番か8番くらいだったと思います。幼いころの写真を見ると、小さい頃から髪が茶色いのが確認できます。

 幸いにも、私自身が学校側に頭髪について何か指導された、という記憶はありません(自ら染めていた高校時代を除いて)。地元の公立小学校に通っていましたが、「地毛証明書」提出の必要もない学校でした。しかし、今回の件に際して、母親に聞いてみると、新学期の度に担任の先生から、地毛かどうか聞かれていたそうです。母親が「地毛です」と言えば、先生は納得してくれたそうですが。通っていた小学校には、髪を明るく染めていた生徒がいました。その生徒および保護者を注意するのであれば、“疑い”のある生徒の頭髪も一応は確認しておこう、くらいだったのかもしれません。

 ですが、地毛かどうかの確認は中学に入学しても続いたそうです(なお、中学も地毛証明書の提出の必要はなし)。今回問題に上がっている学校と違い、保護者が地毛だと言えば、理解してくれる学校で助かりました。

 しかし、私は学校側ではなく、部活の先輩から髪が明るいことを理由に呼び出しをされ、染めているかどうかの確認をされたことがあります。「それ地毛?」「染めてないよね?」と高圧的な態度で聞いてくる先輩たち。所属していた部活は、超年功序列な世界で、履く靴下の丈やジャージの開け方も学年ごとに決まっていました。中1の時の先輩は「怖い」印象しかなかったので、とてつもなく恐ろしい思いをしたのを覚えています。地毛だと説明すれば、納得してくれたようでしたが。

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月島カゴメ

アニメもゲームもBLも嗜む雑食系オタク。最近はキッズアニメ(プリパラ)を見ている時が一番楽しい。オタクのくせに変な行動力がある。なお、貞操観念はほぼない。元風俗雑誌編集で元ホス狂い。

twitter:@kaaagome_

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