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「男の人って1回ヤれたらもういいんでしょ?」という女のめんどくささ

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photo by MODELUX from flickr

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 「モテる男には女友達がいない。なぜなら、モテ男たちはみんな女の子を彼女にしてしまうからだ!」などと言うそうでございます。モテていた記憶が生まれたときからない私にはまるで関係ない話ではございますが、かと言って、女友達がたくさんいるわけではありません。多くはないが、いないこともない。しかし、アラサーの既婚者ともなりますと女友達と遊びに行く機会も少なくなりますし、女友達の方も結婚して、子供ができて……なんてしていると疎遠になりがちです。FacebookやTwitterなどのSNSを使って近況は随時伺えますが、年をとるにつれ異性の友達が少なくなっていくのは自然なのでしょうか。

 先日、数少ない女友達のひとり、Bさん(28歳)から突然電話がありました。彼女はどうやら新規男子とのおセックスに挑んだものの……という、相談とも愚痴ともつかない話がしたかったようです。

カエターノ「新規男子とセックスできたんでしょ? 良いね~、なんか楽しそうで」

B「やー、そうなんだけどね……あんまりセックスの方は気持ち良くなくて。ちょっと気になってた男性だったんだけどね~、『手マンくらいもっと勉強しろよ!』って思っちゃって。年上なのに、カラダの相性以前に『もしかしてこの人童貞なんじゃないの?』って疑いたくなるぐらいイマイチだったんだよね~。でも自宅に男の子が来るの久々だったからそれはなんか楽しかった♪」

カエ「え、それは残念だったねえ……でも、ほら、セックスって相性もあるけど、手ほどきするのも思いやりというか、おもてなしじゃないですか」

B「そうそう、だから今後ワタシ好みのセックスに調教してやればいいんだよ! でも、なんか別に付き合ってるわけでもないし、その人とこれから付き合いたいってわけでもないんだよね。そもそも、彼ともう一度ヤる機会ってあるのかな? って」

カエ「初回はBから誘ったんでしょ? なら、今後も誘えばヤれるんじゃない?」

B「え~、そう? でも、男の人って一回ヤれたらもういいんでしょ? ヤり捨て、ヤり逃げ上等、みたいな」

 以上、女友達との取るに足らない四方山話を長々と再現しましたが、Bさんの「男の人って一回ヤれたらもういいんでしょ?」という発言には驚かされました。Bさんとは10年前ほど前からのそこそこ長い付き合いです。そして、私が知る彼女は、おセックスが大好きなヤリマン様でしたから、そんな男性観を持っていたことが余計に意外に思われました。彼女の言葉を聞いて「え、あなた、いろんな人と経験あるじゃないですか、そんな男ばっかりだったんですか?」と問いたくなりましたし、実際、Bさんがヤり逃げされまくっていたゆえの思い込みかもしれません。

 先日、【messy】では「男がいつでもヤりたいわけじゃない!」と言う記事が出ていましたし、私も前回「セックスの優先順位が低い」と告白しています。しかしながら「据え膳喰わぬは男の恥」とはよく言ったもので、Bさんが気になっていた男性を自宅に誘い込んだように、女性からあからさまに誘われて、それについていかない男性は多数派ではないでしょう。誘われたらラッキーだと思うし、実際、私も女性から誘われたらまず断らないです(今は結婚しているので、お気持ちだけ受け取るようになってしまいますが……。『セックスのお誘いのお気持ちだけを受け取る』という方法として『お返し手マン』ぐらい認められたら世の中愉快かも、と思いました)。

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カエターノ・武野・コインブラ

80年代生まれ。福島県出身のライター。

@CaetanoTCoimbra

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