“交際0日婚”の代表格・堀北真希(29)は入籍直後に答えた『ZIP!』(日本テレビ系)のインタビューで、「無理にペースを合わせて生活していないので、結婚後もあまり変化がない」と臼田と同じようなコメントをしている。
鈴木おさむ(45)と森三中・大島美幸(27)夫婦も“交際0日婚”だが、当初は夫とお手伝いさんという関係で、大島は自分のマンションに帰宅する生活を3カ月間続けていたのだとか。そもそも大島は、結婚時に鈴木のことをあまり知らず、相方の黒沢かずこ(39)と村上知子(37)も「辛そうだった」と漏らしている。しかし、今現在はおしどり夫婦として知られ、結婚から15年が経過した。
“交際0日婚”夫婦は、結婚自体に「一生に一度の~」「運命の~」といった過剰な憧れや理想を抱くことなく、わりと淡白に捉えている人が多い印象だ。交際0日で結婚したから結婚生活が上手くいくのではなくて、結婚に対する理想が高すぎず、結婚を生活の延長として受け止めているから肩の力が抜けて見えるのかもしれない。パートナーに過度の期待や理想を投影しすぎれば自ずと不満がたまる。どのような夫婦であっても永遠に破綻しないなどという保障はなく、かつての「お見合い婚」もある意味、交際0日婚だ。が、それは当人同士の自由な取り決めで結婚の契約をしたものとは限らなかった。共に生活する上でシンプルな状態でいられることこそが、結婚生活におけるひとつの重要なポイントだろう。
(ボンゾ)
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