この日の収録では、何杯かお酒を飲んでいたからか、番組終盤で大久保佳代子に「マリーナ(渡辺)は太らないじゃん?」と振られると、渡辺は「これはね! ちょっと言わせて!」とご立腹。「子供が生まれてからすごい痩せちゃったの! これをね『劣化』とか言われるわけ!」と声を荒げ、「お前ほんと年取ってみろ」と痛快な本音を漏らした。
これにネットでは「嫌でも劣化してるのは事実じゃん。本当のことじゃん」「そんなことでご立腹するんだ。なんとなくそっちにがっかり」「誰だって劣化するのにエゴサしてまで言い返さなくても……」と渡辺を批判する声があがっている。しかし「そんなこと」ではないだろう。
また渡辺は「劣化やだね」「もうね、あらがいたい……」と宣言していたのだが、視聴者からは「ずっと前から必死にあらがってるじゃん」「またお直ししたら?」と、アンチエイジングへのツッコミも入っている。彼女には以前から“整形疑惑”が浮上しており、全盛期のおニャン子クラブ時代の画像と比べると、丸みを帯びていた“鼻筋”がすっきりし、少し高くなっているように見えるからだ。施術の有無はどうあれ、渡辺もエイジングへの抵抗がゼロではないのだろう。
ネットニュースが普及し、「芸能人の容姿の変化」に注目が集まるようになって数年、芸能人が変化を放っておけば「劣化」と騒がれ、あらがうために美容整形手術を受ければ「不自然」と叩かれる風潮が定着していた。そして今、”視聴者の声”に対して芸能人たちが異議を唱え始めた。その結果、好感度をあげる場合もあればその逆もあるようだが、少なくとも「美容は特に何もしてません」と言い切る女性タレントよりも好感が持てる。どんなに容姿端麗でも、40代ともなれば老化するのは当たり前で、その現実にもがく彼女たちの姿に安心を覚える視聴者も多いだろう。いつか、梨花が「もうわからない」と投げ出した施術の説明をすべて話してくれる日が来ることに期待したい。
(ボンゾ)
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