K-POPの男性アイドルあるあるに「浮気するなよ」って言葉があります。自分以外のアイドルに関心を向けるな、ライブに行くな、グッズを買うな、というわけです。
特に、ファンの数が限られている大久保系K-POPアイドルはこの台詞が大のお気に入り。そりゃそうです、限られたパイのファンを相手に商売をしているので、自分たちの帰国中に他のアイドルに浮気されたら、商売上がったりですよね。
また、入隊を前にしたアイドルたちの「浮気するなよ」には切迫したものがあります。除隊後、自分がどうなっているかもわからないうえに、ファンが激減するのは目に見えているのですから、その本気度はハンパありません。
ただ実際のところ、ファンの浮気なんて止められるはずもなく。多くのファンは自分の懐と相談しながら、複数のアイドルを追っかけていますしね。煎じ詰めれば、アイドルとファンはお金でしか繋がっていないので、「浮気するなよ」なんて言葉は空虚に響くだけ。本人たちも「とりあえず、この台詞を言っとけば、格好よく見える」「男らしく見える」と思っているんでしょう。それって勘違いも甚だしく、リアルな交際相手ですら「浮気するなよ」なんてダサダサなんですけどね。
さて、「僕らのファンを辞めたら、こうなりますよ」と話しながら、拳で相手を殴るポーズを演じ、物議を醸したアイドルがいます。彼の名はJBJのテヒョン君。
JBJとは「プロデュース101シーズン2」というオーディション番組の、脱落組6人からなるユニットで、こういった配慮に欠ける発言を平気でするあたりにも、脱落した理由が伺えます。
ところが、韓流編集者によれば「彼の気持ちがわからんでもない」んだとか。
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