ゴシップ

小林麻耶に「壊れてしまう」過剰な心配と「引き離さなければ」という歌舞伎界の理屈

【この記事のキーワード】
小林麻耶

小林麻耶オフィシャルブログより

 市川海老蔵(39)と小林麻耶(38)の関係について、外野がいつまでも騒がしい。海老蔵の妻であり、麻耶の妹である小林麻央(享年34)が闘病の末6月に亡くなって、まだ半年も経っていない。それなのに、早々に「後妻の話」が盛り上がっているのだから驚いてしまう。

  先月「女性自身」(光文社)が、海老蔵にはすでに新恋人がおり、麻耶との再婚はないと報じた。しかし海老蔵本人がすぐさまブログで「そんな気持ちになれないよ、酷いと思いました」と否定。これについて今度は「女性セブン」(小学館)が“真相”を伝えようとしている。

 いわく、海老蔵は再婚を急かす後援会に対して「新恋人がいる」とは言っておらず、「奥さんの件は大丈夫ですから」と発言したらしい。それが「もう彼女がいるので大丈夫」と誤解されて広まった、としている。

 不思議なのは、麻耶と再婚しないならば縁を切れと言わんばかりの論調だ。同誌では歌舞伎関係者が「海老蔵さんにその機がないなら、“ではいい加減、麻耶さんとの関係を考え直しなさい”という指摘が、ご贔屓筋から上がってしまいます」と懸念を示す。また、後援者は成田屋の今後を「心配するあまり」、再婚について口うるさく詰問してしまうのだという。

 麻耶と海老蔵の現在の関係とはつまり、麻耶が姪・甥と頻繁に会っていることを指す。そして歌舞伎関係者は「姪甥とのかかわりを毎日のように自分の子供のように(ブログに)綴って」いる麻耶を、「ちょっと度を越えている」と評し、「最愛の妹の麻央さんを亡くした今、麻耶さんにとって、姪と甥は人生のすべてのようで、2人の行事以外は自宅との往復というような生活」と心配を寄せてみせる。実際に麻耶のブログには、姪甥とどこへ行った、何をして遊んだという内容がよく綴られてはいるが、しかし姪甥が麻耶の人生のすべてだと見るのは、彼女を軽んじすぎてはいないだろうか。

 テレビ出演の仕事は再開してはいないが、麻耶は自宅に引きこもって実母や市川家以外との関係を断っているわけでは全くない。先日はかねてより関わっている、日本赤十字社主催の献血推進プロジェクト「LOVE in Action」の一環で『いのちの授業』に登壇。高校生500人の聴衆を前に話をした。麻耶のブログには「たくさんの学校や会社で『いのちの授業』行うこと」が今後の夢だと綴られている。数秘術にもハマッており、ふさぎこんでいる様子は見られない。もちろん、だからといって元気いっぱいといえるわけではないが、少なくとも、「もう少し(姪甥と)距離を置いてほしいと言ったら心のバランスが壊れてしまうのではないか」などと心配するのは過剰ではないか。

 また、姪甥との距離を無理にでもとらなければならないという理屈は歌舞伎界ならではなのだろうが、麻耶は「母親代わり」をしているわけではなく、あくまでも叔母として幼い子供たちに関わっているだけだろう。要するに、「独身女性が家に出入りしているのは体裁が悪い」ということなのかもしれないが、世間体よりも子供たちや麻耶、海老蔵ら個人を見れば、現状にはさして違和感がない。歌舞伎一家では、それすら制限しなければいけないのだろうか。

(清水美早紀)

成田屋の食卓