誰かれ構わず股を開く女性を指すものとして、「ヤリマン」や「ビッチ」という言葉があります。経験人数を認知していないくらいヤッている私は「貞操観念が低い」ことは自覚しているので、いわゆるヤリマンビッチなのでしょう。
ただ、ヤリマンやビッチである女性の特徴に「メンヘラ」であることがよく挙げられていることを考えると……私はメンヘラの自覚はありません。落ち込むことはありますが“病む”ことはないからです。
メンヘラじゃないヤリマンビッチもいるぞ
そもそも「メンヘラ」もその特徴や定義が微妙に曖昧ですが、ヤリマンビッチにメンヘラが多いとレクチャーするネット記事は数多く存在していて、「寂しがりやで不特定多数の男性に依存しがち」「セックスによって心身を満たしている」などと説明されています。
メンヘラ好きを自称する男友達は「メンヘラはすぐ股を開く」的なことを言っていました。セックスによって何かしらの愛情を感じたり、心の隙間を埋めようとしたり、交際していない男性と関係を持つことで自傷行為に近い感覚を得ていたりする女性もいる……のかもしれません。非メンヘラによる憶測でしかないですが。
一時期、私も「自覚していないだけで実はメンヘラなんじゃ!?」と思ったこともありました(なので、著者プロフィールに「いつかメンヘラに闇落ちする日がくるんじゃないかと、少し怯えています」という文言があります)。でも一般的に言われるメンヘラの特徴にはほぼ当てはまらない。マイメロちゃんよりキティちゃん派だし……。心の隙間を埋めるためにセックスをした記憶もありません。
メンヘラのヤリマンビッチも存在していると思いますが、私のように非メンヘラのヤリマンビッチな女性もいるし、メンヘラでも非ヤリマンビッチの女性もいると思います。ヤリマンビッチはほかに「だらしない」「スキがある」といった定義も挙げられていて、そこは自分も当てはまるような気がしますが、ケースバイケースであることを(特に男性は)心得ておいたほうがいいでしょう。
実は誰かれ構わず股を開くわけじゃないぞ
そもそもの話をしてしまうと、ヤリマンビッチは誰かれ構わず股を開くわけではありません。
男性向け成人マンガで描かれるヤリマンビッチが題材のマンガは、「男はチンコさえあればいい」「自分の快楽が満たされればいい」という風に、エロい女性が無差別に選んだ男性とセックスしているシチュエーションが多いです。私は性に好奇心旺盛でセックスが好きですが、男性であればなんでも良いという女性はヤリマンビッチであっても少数です。
たしかに非ヤリマンビッチの女性と比べると、「セックスしてもいい」と許容する男性のハードルが低い可能性が高いですが(じゃないと数がこなせない)、ヤリマンビッチであってもNGラインは設けているはずです。ヤリマンビッチを自称している女性は誰ともヤる“女神様”ではないんですよ~。たとえば、私は「自分のことをよく知っている男性(昔からの友人や会社の同僚など)」とは絶対に関係を持たないようにしています。楽しい性生活も大事ですが、円滑な人間関係も超大事なので。
すぐ股を開く女性を指す言葉として存在している「ヤリマン」「ビッチ」ですが、正しくは「セックスが好きで、ある程度選り好みはするが、交際していない男性とも気軽に関係を持つことができる」女性だと思うんです。まあ、これもケースバイケースだと思いますが。
そういえば、ネットでヤリマンビッチの特徴のひとつに「押しが弱い女性」「面倒くさがり屋な女性」が挙げられていました。自分の気が乗っていなくても、少し誘いが強引だと断るのが面倒くさくて受け入れてしまうと。これは私、自覚ありまくりだったので、以後気をつけようと思いました……。