ベッドでかけてくれる言葉は本当に紳士的なんです。でもね、なんか『これじゃない感』がすごい。だって、悲しいほどに気持ちよくない。ディープキスで腰は砕けないし、手マンで声を出さないのは我慢してるわけじゃない。着衣プレイが好きなのかもしれないけど、個人的にはせめてパンツとスカート脱がせてくれよ……というように、E氏の自己満プレイと白雪のツボは何から何まで噛み合わないんです。
その後もE氏は、白雪のセーターの上からおっぱいを揉みつつ、パンツの横から手を入れ、あそこをまさぐってくるのですが、興奮を高めていくE氏とは対照的に白雪はどんどん冷静になっていきます。
「私が責めるよ」と攻守交替宣言をしても、E氏は「俺のことはいいの! 女の子が気持ちよくなってるのを見るのが好きなんだから!」と頑なに拒否するのです。違うんだよ、E氏の手マンが痛いから早く終わらせたいんだよ。
E氏「イキそうになったらイクってちゃんと言うんだよ?」
白雪「う、うん……」
その瞬間、悲劇が起こりました。『エッチの時、女の子の反応を見ながら責めるべし』などと書かれているハウツー記事は山ほどありますが、E氏は私の反応が薄いことには気づいたようで、手マンのスピードを急に早めてきたのです。指が膣に擦れて痛え……もう耐えられない……!!
白雪「い、イキそう」
今すぐ手を止めてほしい白雪は、自分のテク酔っているE氏に「気持ち良くないどころか痛い」と伝えるよりも、イクふりをしたほうが楽だと判断。E氏のようなゆきずりの相手に教えてあげる義理もねえ! 太ももをぴくぴく震わせ、お尻に力をいれてギュっギュと膣を動かしました。
白雪「ィ、いっちゃった……」
E氏は満足そうな顔で微笑み、「よくやったね」と芸をした犬をほめるかのように、手マンでべたべたの手で白雪の頭を撫でてきました。あ、あのさ……。今度は私が本気で責めていい? 竿を左手で掴んで、亀頭を右手でごしごしごし~~~!!! ってやすりで削ってもいい?
今回の教訓『イクのを見るのが好き、という男には気をつけろ!』
なにが『イク姿を見るためにエッチしているといっても過言ではない』だ、ボケが!! お前とセックスした女の子は皆、恐怖で演技するしかなかっただけだよ!! と頭の中で暴言を吐きながら家に帰りました。
皆さんも出会い系サイトで『イクのを見るのが好き』という男性には気を付けてくださいね。最低でもそういう男に出会ったら「どうやってイカせるの?」と聞いてみてください。「クンニ」と答えたら、ギリセーフ。「手マン」と答えたら、その男は地雷の危険性・大です!