2000年代の人気番組『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)は、珍回答を繰り出すタレントたちが“おバカタレント”としてブレイクするきっかけとなった番組だ。彼らは“ヘキサゴンファミリー”と呼ばれ、またその中から数々の音楽ユニットが誕生したほか個別に歌手活動を行なっていた。このヘキサゴンファミリーのメンバーであるスザンヌ(31)、里田まい(33)、木下優樹菜(29)の3人は『Pabo』(韓国語で「おばかさん」)というユニットを組み「恋のヘキサゴン」でCDデビューを果たしたのは10年前のこと。時が過ぎるのは早いもので、それぞれが皆、子を持つ母となった。
そして2017年12月。このPaboの元メンバー、スザンヌ(31)と里田まい(33)が久々の再会を果たしたことをそれぞれのインスタグラムで報告したことが話題を呼んでいる。スザンヌは「愛しい人に会えた(はーと)ずっと変わらず大好きなまいちゃん(顔絵文字)おかえりなさい」と、子供と一緒に約1年ぶりの再会を果たしたという文章とともにツーショットをアップ。里田も同じ写真をアップするとともに「Happyday!再会が嬉しい。次いつ会えるのかなぁ。。。」と綴った。里田は夫である野球選手の田中将大(29)が2014年にニューヨークヤンキースと7年契約を結んだことによりアメリカで暮らしているが、シーズンオフで里田が帰国する際には毎回会っている様子だ。
この久々の元Paboツーショットに、ネット上ではメジャーリーガーの妻として幸福そうな里田と、夫と離婚したスザンヌとを比較して「圧倒的な勝ち組と負け組。私がスザンヌなら会いたくない」などと格差を揶揄する声もある。だが外野が比較しようと、夫が世界で活躍しようと、また離婚しようと、彼女たちの本質が変容するわけではない。環境が変わってもその友情が続いていることは確かなのであろう。
一方で、Paboの3人目のメンバー・木下優樹菜は、すっかり彼女たちと疎遠のようだ。里田のインスタにアップされたツーショット写真には「次は優樹菜もいたら良いね!」「懐かしい。ヘキサゴンメンバーだ!三人でみたかった!」といったコメントもついている。3人揃った姿を見たいと思うかつてのファンもいるのだろう。2人が写真をアップしているのは11月28日から29日にかけて。その頃の木下のインスタはというと、仲の良い夫婦の妻の方の誕生日パーティを祝い、また別のパーティのためのドレスを着た写真をアップ。里田の姿も、スザンヌの姿もない。もはや連絡も取り合っていないのだろうか。
12月4日には木下はインスタで誕生日を祝ってもらったことを報告。このパーティには所属事務所の面々だけでなく親友の青山テルマ(30)も駆けつけたというが、そこにも里田やスザンヌの姿はなかった。Paboのメンバーどころかヘキサゴンファミリーすら見当たらず、矢口真里(34)もいなければ大沢あかね(32)もいない。すでに木下はPaboの里田、スザンヌにとどまらず、ヘキサゴンメンバーそのものとプライベートな交流もなさそうだ。夫・藤本敏史とはヘキサゴンで知り合い愛を深めたのだが。果たしてPaboにハブられているのか、それとも自分から距離を置いたのか……。親友が青山テルマというところから察するに、歯に衣着せぬトークを繰り広げ、ファッションも男ウケを狙わない、“飾らないタイプ”との交流が楽しいのかもしれないが、里田もスザンヌも、お互いの再会を喜びながら、木下のことは完全スルーで、コメントとして木下への呼びかけなどもないことを見れば、里田&スザンヌ側にも何かしら思うところがあるのだろう。「恋のヘキサゴン」リリースから10年、仕事仲間ではあったが気の合う友人ではないというごく当たり前の関係性を垣間見た。
また、木下といえば、かつてファッション誌「PINKY」(09年に休刊/集英社)のメインモデルを共に務めた佐々木希(29)とも親友であると公言していた。今年4月に、佐々木が渡部建(45)との結婚を発表した際、木下はインスタに「ほんとにほんとにほんとにおめでとうのぞみ!!」「すっごい嬉しい嬉しい!!」「あーしあわせー」と投稿して祝福。「芸人さんの嫁さんに仲間入りだね!笑 何年もいじり倒されるわー!! 嫁のパンツくれ!とか。 絶対言われるけどーー笑←実話」と仲間意識も全開にしていたが、木下は二児の世話もありお互い多忙なためか交流は減っている模様だ。佐々木の親友枠といえばすっかり大政絢(26)が独占中である。
ライフステージが変われば人付き合いも変わる。佐々木が今後、出産することがあれば、また木下との距離が縮まったりもするのだろうか。