最近は「キスフレ」といって、キスをするだけの男友達を作る女性もいるようですが、たとえ裸で性的サービスをするとしてもキスはしたくないというセックスワーカーもいます。アイドルの指原莉乃さん(25)も「キスは好きな相手じゃないと」無理派のひとりだと名乗りを上げました。
12月12日放送の『指原莉乃&ブラマヨの恋するサイテー男総選挙』(AbemaTV)に、「潔癖症だからキスができない」という女性が登場しました。その女性は唾液を「汚い」と感じていて、彼氏でも「ディープキスは無理」で軽く唇を合わせる程度のキスがギリギリ許容ラインだと話していました。すると、指原さんも「私も、キスは好きな人じゃないと気持ち悪い」と発言。「キス“は”」ということは、キス無しの性行為なら好きじゃない相手でも可なのか、それともデートや食事くらいならいいけれどキス以上は無理ということなのかはわかりませんが。
指原さんは、まるで好きじゃない相手とキスをした経験があるかのような口ぶりだったため、「今までに気持ち悪かったことがあったみたい」などとツッコミを受けてしまうことに。指原さんはアイドルとしての体裁を保つべく「想像です」と釈明しました。
しかし「好き」にも色々ありますよね。彼氏彼女の関係になってゆくゆくは結婚を視野に入れた状態での「好き」もあれば、公式な男女交際はしたくないけれど顔が「好き」体が「好き」、程度問題としては「大好き」ではないものの生理的に無理じゃない程度に「好き」とかもあります。
キスもセックスと同じく「相性」
指原さんのように「好きじゃないと気持ち悪い」と感じる女性がいるのは当たり前なことです。配偶者や付き合っている男性がいる場合、他の男性とキスすることは一般的に「いけないこと」でもありますしね。また男性でも、「好きな相手とじゃないとキスしたくない」人はいるはずです。男はみんな「あわよくば」で生きてるなんて言いますけど、全員ではないですよね。
その一方で「特別好きな相手じゃなくても、キスは気持ち良いから好き」という女性も存在します。浮気は肯定しませんが、私もそっち派です。
キスだけでなく、セックスもそうですよね。セックスも好きな相手をするのが一番と言われていますが、私は“気持ちいい”セックスを彼氏じゃない男性とでもできます。もちろん、キスもセックスも生理的に受け付けない男性相手とでは厳しいものがありますし、ヘテロセクシャルなので女性ともしたいと思えないのですが。
好きな相手とのキスは幸福感がプラスされるので気持ちよくて当たり前です。ですが、キス単体で考えた場合、男性でも女性みたいに唇が柔らかくて、軽く唇が触れ合うキスだけでも気持ちいいことはありますし、単純にディープキスが上手な男性もいます。キスに持っていくまでの流れがスムーズで、キスも上手く感じる男性もいます。
どんなキスを「気持ちいい」と感じるのかは、セックスと同様、相性もあると思います。そして、相性は「付き合っている・付き合っていない」に関係ないところでもあります。付き合い云々はあくまで当人同士の約束であって、状態を示すものですからね。
彼氏がいない時、人肌恋しくなるのと同様、唇が恋しくなることもありますよね。そう考えると「キスフレ」もありなのかもしれません。ただ、キスだけで普通に勃起する男性もいますし、自分も含め女性もキスだけでジュンと濡れたりしますから、「キスフレ」でとどまるのって、かえって難しいように思いますけど……。