韓流の裏も表も知っているスペシャリスト3人がリレー形式で、とっておきの極秘ネタから、先取りしたい注目スターまでをこっそり教えます。
あーあ、やっぱり脱退するのね。どうなっちゃうの!? というのは、KARAのお話。日本でも少女時代と双璧の人気を誇る5人組ガールズグループ、KARAの末っ子メンバー、ジヨンが、グループを4月で脱退することを今月15日に発表しました。
1月18日にめでたく20歳の誕生日を迎えた彼女にとっては、新しい門出ではありますけれどね。同じくメンバーのひとりであるニコル(22歳)も、1月16日の契約満了に伴い、すでに脱退済み。矢継ぎ早にグループから二人も抜けて大丈夫かしら……。昨年のうちから脱退の話は出ていましたが、案の定という結果になりました。所属事務所「DSPメディア」の公式発表を見ると、両者のギクシャク感を深読みしたくなります(以下、日本公式HPから引用)。
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15日午前、韓国で報道されたKARAジヨンの専属契約満了についてお知らせ致します。
ジヨンは2014年4月までDSP mediaとの専属契約を結んでおりますが、先だって報道された通り、DSPとの再契約の話し合いの過程で「留学したい」という意思を伝えてきました。
1月8日付には内容証明ではなく、延長契約に対する本人の「新しい合意案がない限り、延長契約をしない」という意思を伝える通知書が来ました。
弊社と致しましては、ジヨン側と再度協議するつもりでおりました。
(通知書内容の一部)
“カン・ジヨンは(株)DSP mediaとの専属契約を新しい合意案がない限り、これ以上延長しない旨、本通知書をもって正式にお伝えいたします”
しかし、こちらは意図せずに、本日当該内容が報道された事により、ジヨン本人の「依然としてKARAを離れ、学業と演技者としての道に進みたい」という意思を再確認致しました。
4月以降、KARAはギュリ、スンヨン、ハラを中心に、今後の活動の準備をしていく予定です。今後の活動が決まり次第、改めてお知らせ致します。よろしくお願い致します。
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え~、つまりは報道が先行しちゃったってこと? 事務所が計画していた議論の場は結局持てなかったってことですよね。静かに怒りを抑えているような文面ですが、契約満了の頃に事務所とアーティストの関係が至極良好なワケがながない。「内容証明ではなく~」ってわざわざ言う必要あるの? とツッコみたくなりましたが、「円満脱退なんですよ」という苦肉のアピールかもしれません。ジヨン側も「新たな合意案」と言うものの、おそらく破格な契約金のオファーでもないかぎり、脱退は規定路線だったのでしょう。
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