女優の藤吉久美子(56)が12月14日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で関西のテレビプロデューサーA氏(50代)との不倫疑惑を報道された。その内容はというと……東京に単身赴任中のA氏のマンションに藤吉が合いカギを使って入り、そこで何度も逢瀬を重ねていた。銀座のレストランでふたりで食事を楽しんでいた。宮崎県に行われたイベントに参加したふたりは同じホテルの同じ部屋で過ごしていた……などなど、同誌には繰り返す逢瀬の詳細な様子が写真つきで伝えられている。
藤吉の不倫相手とされるA氏は既婚者である。そして藤吉も既婚であるため、今回の報道が事実だとしたらW不倫ということになるだろう。藤吉の夫はタレントの太川陽介(58)で結婚生活は22年、ふたりの間には16歳になる長男がいる。藤吉は14日の深夜、羽田空港で釈明会見を開き、詰めかけた報道陣を前に号泣しながら「私の軽率な行動でご迷惑をかけ、申し訳ございません」と謝罪しつつ、相手の男性との男女の関係はきっぱりと否定した。同じホテルの部屋で過ごしたことについては「体をほぐしてもらっていた」と釈明したのだが……この言い訳に案の定ネット上は大盛り上がり。「体をほぐすって……すごい言い訳だなw」「密室でふたりっきりでマッサージ。それはもうクロ以外ない!」などの意見が飛び交っている。たしかに筆者も藤吉のこの会見を見て「ほぐす」というなんでもないはずの単語が、突如この上ないほどエロい言葉に思えてしまった。あまりに苦しい言い訳。もっとほかに言い方あったでしょ藤吉さん、とテレビの前でつぶやいたほどだ。
一方、夫である太川は藤吉の釈明会見の前に都内で会見を開いている。顔には終始笑顔を浮かべ(目は涙目だったけど)、口調はテキパキとどこまでも明るかった。藤吉の状況がどう考えてもクロであることをレポーターから問われると「僕は信じる。だってカミさんだもん。離婚は僕からしないと伝えました」と言い切り、これからも藤吉を守ると宣言。会見直後は太川の包容力と器の大きさが称賛され、一躍時の人となったのだが……。
太川のあのハイテンションと笑顔がどうも怖い、と、ワイドショーなどで女性タレントが口々に言っている。筆者もちょっと恐怖を覚えた。というのも、藤吉はかつて出演したバラエティ番組などで太川の亭主関白ぶりを明かしていたことがあるからだ。太川の亭主関白ぶりとはどんなものかというと――
・外食先ではメニューは太川が決める。藤吉に選択権なし。
・太川は藤吉を『キミ』と呼ぶ。
・藤吉は太川に普段から敬語を使って話す。
・太川が話すとき、藤吉は聞き役に徹する。
・「キミはもう寝なさい」と藤吉が眠る時間まで指示。
藤吉は番組内で「どこに太川の地雷があるかわからないから、踏まないように生活している」と語っていたわけだが、どうだろう、これ? そんな生活を送っていたなら筆者なら息が詰まる、間違いなく。せっかく外食に行って、自分の食べたいものも食べられないなんて! 寝る時間は自分のタイミングで決めたいわ! どうしてもそう思ってしまうのである。
藤吉は会見で号泣、太川は「許す」と宣言。だが、テレビカメラのない家庭の中では太川のきつい叱責が待っているのではないかと想像しただけで、なんとも恐ろしくなってしまったのだ。ただし、藤吉と太川が共演した近年のトークバラエティ番組では、確かに「キミ」と呼んでいたものの、藤吉は聞き役に徹していなかったし、必要以上に夫に敬語を使っている印象もなく、実際の夫婦の関係性がどうだったのかは正直わからない。
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空港での藤吉の不倫会見、「不倫をしていないなら、なぜあそこまで号泣するのか」が話題となったのだが、ほかにもうひとつ。藤吉の美肌とあふれ出す色気も大きな話題となっている。たしかに、ほぼすっぴんに近いメイクで登場した藤吉は、深夜にも関わらず透明感のある輝く肌であった。おでこのハリと光り具合はとても50代には見えない。これまたブローしたようには見えないのにツヤのある美しい髪をかき上げる様子も色っぽくってたまらない。こら男も寄ってくるだろうよ。この釈明会見で、はからずとも藤吉は自身の持つ色気を世間に知らしめる結果となったのではないだろうか。
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