カラダ・美容

「奥まで挿入すると痛い」ときは、膣が固くなっている? 膣を柔らかくすることは出来るのか

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Photo by Wonder Woman from Flickr

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 オナニーやセックス時に「奥まで挿入すると痛みを感じる」ことで悩んでいる女性がいます。セックスの経験あるし、クリや膣口の刺激は気持ちよく感じる、濡れていないわけでもない。挿入するときの痛みはないのに、奥まで入ると痛みを感じる。濡れ不足なのかもしれない、と潤滑ゼリーを使用しても、やっぱり痛い。

 うーん、もしかしたら、膣が固くなっているのかもしれません。膣が固くなる!? 一体どんな状態のことなんでしょうか。

膣の委縮は“老化現象”だけではない

 年齢を重ねるとともに顔の皮膚がたるんでくるのと同じように、尿道、子宮、直腸を骨盤の底でハンモックのように下から支えている筋肉「骨盤底筋」もゆるんでくるといわれています。膣のゆるみは、咳やくしゃみでの尿漏れや膀胱や子宮、直腸の下垂感、直腸がたるんで便秘などのトラブルの原因になります。セックス時には、オーガズムでヒクヒクと膣の収縮を起こす場所でもあるので、この場所がゆるくなることでオーガズムを得にくくなるとも言われています。だから、意識して膣を収縮させたり、膣にインナーボールなるものを挿入して鍛える「膣トレ」を推奨されていますよね。

「膣トレ」で中イキしやすいカラダになれる!

 このように、膣のゆるみ(骨盤底筋の低下)に関しては、取り上げられていることが多いと思います。しかし、膣の老化現象はゆるみだけではありません。膣が乾燥し、固くなる「膣萎縮」はご存知ですか? 女性ホルモン「エストロゲン」が減少することで膣の粘膜が分泌されにくくなるんです。そして、この「膣萎縮」こそが性交痛の原因の可能性が高いんです。粘液が出ないほど膣の乾燥が進むと、膣の血行が悪くなって指が1本も入らないくらいに硬く萎縮してしまったり、挿入時に出血を伴うこともあります。

 「膣萎縮」はおもに更年期に表れると考えられてきましたが、実は最近、20代~40代の女性にも増えているそうです。要因として考えられるのは、過度のダイエットや子育てや仕事においての緊張やストレスにより自律神経の乱れなどの不調によるものが大きいのかもしれません。さらに「骨盤底筋」は、日常生活で伸ばす機会がないので固くなってしまいがちな場所でもあるんです。

膣を柔らかくするトレーニング

 さて、骨盤底筋が固い人が多いといわれる欧米では、“骨盤底筋を引き締める”「膣トレ」から、“骨盤底筋をゆるめる”トレーニングに注目が集まっているそうです! 骨盤底筋を柔らかくする簡単な方法とは?

*膝・股関節を深く曲げたスクワットをする

→骨盤底筋群が横に引き伸ばされます

*正座して、骨盤底筋群の下(坐骨と坐骨の間。ちょうど股間のあたり)にテニスボールをおいて座る(硬めに丸めたタオルでも可)

→骨盤庭筋が下から押されて、ストレッチになります。

※骨盤底筋が固い方はこの時に痛みを感じると思いますが、日々ストレッチを続けていくことで柔らかくなっていくかもしれません。普段歩くときは、骨盤を立てて(お腹を伸ばして)、大股で歩くことを意識してみてください。

 ちなみに、骨盤底筋が固いかたは、便秘にもなりがちのようです。便秘で悩んでいるかたは排泄時に肛門付近に無駄な力が入っている(骨盤底筋を固くしている)ことも多いそうですよ。そんな方は、排泄時に肛門付近に力を入れないようにして骨盤底筋をゆるめることがポイント。その方法は……

*洋式トイレに、かかとを少し上げ、前傾姿勢で座る

*腹筋と背中の筋肉に意識を集中させる

 慣れは必要ですが、この体勢は肛門付近の筋肉に無駄な力が入らず、スムーズに排泄できます。

 セックスの挿入時に痛みを伴って苦痛に感じている女性は少なくないと思います。相手が乱暴だったり雑なやりかただったりサイズの不一致だったり……は悲しいですし自分でどうにもしようがありませんが、彼は悪くないし……というときが一番困りもの。「我慢すれば柔らかくなる」というものではないので、無理に耐えたりしないで。痛みを感じずに気持ちよくなりたいなら、膣を柔らかく(リラックス)するストレッチ、試してみてください。

大根 蘭

365日中365日、24時間中およそ8時間ほどエロいことを考えて生きている女でございます。

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