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セックスでイケない男が急増中。そのオナニー、間違っていませんか?

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イカないと気まずくなって…。 Photo by pixel endo :-♥ from Flickr

 先日、日本家族計画協会と、コンドームメーカー「ジェクス」が主催する「第二回 知っているようで知らない ~性の健康セミナー~」を聴講してきました。医療関係者も多く参加するカタめの講義でしたが、私のような一般人にとっても役に立つことばかり!

 衝撃的だったのは、泌尿器科の男性医師による「膣内射精障害」についての講義です。最近、「女性の膣でイケない男性が増えている」というのはよく聞いていましたが、実態は驚くべきものでした。その先生はもともと男性不妊が専門で、「妻を妊娠させられない」と病院を訪れる男性のなかに、「妻の中で一度もイッたことがない」という男性がちらほら……という現実を目の当たりにしているそうです。

 原因は、主にオナニーです。間違った方法でオナニーをしている人が、この障害に陥りやすいんだとか。代表的なものは「床オナ」。私も床オナの存在は知っていましたが、「床にペニスをスリスリする方法」だと勘違いしていました。そうではなくて、「床にペニスをぎゅーっと押し付ける」刺激でイッちゃうことを指すそうです。

 セックスで女性のなかに挿入したとき、男性が腰をピストン運動させるとペニスは前後に動いて、膣内で摩擦されますよね。ぎゅーっと押しつぶされるわけではありません。そっちのほうがキモチイイんだったら、そりゃイケないわ~と、呆れてしまいました……が、これが自分の彼氏だったらどうなんだろう? 想像するとゾッとします。「私がユルいからだろうか?」「私に気持ちがないからイケないんじゃないか?」と自信喪失してしまいそうです。

 でも、先生は「女性が自分を責める必要はない」ときっぱり! どんなに愛情があっても、女性に魅力を感じていても、イケないがゆえの“障害”なのです。……そんなセックスってツライですよねぇ。いくら彼のことを好きでも、毎回、気まずい空気が流れるんだから、そのうちセックス自体が嫌になりそう。男も女もイクことにこだわりすぎて、「イカなきゃ」「イカせよう」と思ってするセックスは貧乏くさいですが、「そもそもイケない」というのは次元が違う話です。愛情でカバーするにも限度があるし、居心地が悪い関係ってきっと長く続きません。

おもちゃでアソコがバカになる?

 ほかにも、刺激が強すぎる「オナホール」なども膣内射精障害の原因として紹介されていましたが、ここで私、ギクッとしました。男性にとってのオナニー道具がホールなら、女性にとってはバイブやローターです。そして私は「おもちゃばかり使っていると、アソコがバカになりませんか?」という質問をよくいただきます。男性がそれで射精障害になるのなら、女性もイキにくくなったりするのでは? 誰もがそう考えますよね。

 私はこれまで、この問いに対してきっぱり「NO」と答えていました。気持ちいいと感じる範囲でおもちゃを使っているかぎりは、バカになるということはない、というのが、その理由です。でも最近、立て続けに「電マで、しかもいちばん強いモードの振動でないとイケない女性」の話を聞き、ちょっと認識をあらためないといけないなと考えるようになったのです。講義でも、そのような現象は起こりうるという指摘がありました。パートナーの手や舌による愛撫でまったく気持ちよくなれないのなら、膣内射精障害と同様、セックスにマイナスの影響しか与えません。

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桃子

オトナのオモチャ約200種を所有し、それらを試しては、使用感をブログにつづるとともに、グッズを使ったラブコミュニケーションの楽しさを発信中。著書『今夜、コレを試します(OL桃子のオモチャ日記)』ブックマン社。

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