男女問わず、最近セックスの話をしているときに、「Gスポットを刺激=潮吹きさせる行為」と勘違いしている人って多いなぁ~と痛感している大根蘭です。
Gスポットと思われる場所を集中的に刺激することで、“生理現象”である“潮吹き”をする方もいますが……Gスポットは潮吹きに限らず快感を得る場所であって、潮吹きは絶対するものではないです! というわけで、Gスポットで気持ちよくなるアレコレをおさらいしてみましょう。
Gスポット探しの注意点
Gスポットの位置に関しては、今までもお伝えしていますが“膣内に指を第二関節くらいまで挿入して、曲げた時に指の腹が当たる位置(1円玉くらいの大きさ)”と言われることが多いです。しかしこの場所はあくまでも“目安”です。
実際に友人男性に「Gスポットの場所、知ってる?」と聞くと指で第二関節をクイッと曲げて「ここに当たるところ」と自信に満ちたのアンサーが返ってきたことがあります。友人と同じように「第二関節で曲げる!」とインプットされてしまっている男性って意外と多いんです。
この思い込みが女性に痛みを与えていることもあります。第二関節をクイッと曲げて「ここだー!」とばかりに指で刺激をする→女性の反応が今ひとつ→「あれ、ここか? もっと強く?」とパニックで掻き回していると膣内が傷ついてしまう原因になります。すべてのパーツに個人差がるように、膣内だって同じ。“その付近にある女性が多い”ということを忘れないでください。カラダの中心より左側や右側にズレている方も少なくありません。
Gスポットは移動する
まずはGスポットの探し方のコツです。膣の上の壁に沿うように中指か人差し指をゆっくり挿入。目安程度に第二関節で曲げ伸ばしして、膣の上の壁のあらゆる部分をくすぐるように刺激を与えます。このとき、決して強い圧(力)を与えず、軽く触れる程度がポイント(快感になってきたように感じたら2本挿入してもOK)。このときに、敏感に反応をした部分がGスポットの可能性が大きいです。
※他の部分と違いザラザラとした感触や、すでに感度が高まっているときは、指の腹に膨らみを感じることもあると思いますが、これは個人差があるので、ザラザラを感じなくとも膨らみを感じなくとも、焦らずに探してみてください。
さらに! Gスポットは移動するとも言われています。医学的に検証されているわけではないようですが、クリトリスとGスポットが体内で繋がっているため、性的興奮を得て、クリトリスが勃起した(前に張り出した)際、Gスポットも一緒に出てくる(移動する)とも言われています。ほんの数ミリでもズレると性感スポットではなくなってしまいます。
Gスポット発見後の刺激
指の腹に「Gスポットはここかな?」という場所を探り当てたら、まずは挿入している指の腹を使って大きな円を描くようになぞります。そして徐々にGスポットに向かって小さな円にしていきましょう。
※円を小さくしている間にGスポットからズレることも多いので、確認しながらゆっくりと行うことを忘れずに! その後、むにゅむにゅと押し上げるような刺激を与えてみてください(これも優しく)!
人によってはこの刺激でも潮を吹いてしまう女性もいるかもしれません。何度も言いますが潮吹きは“イク”現象ではなく生理現象です。潮を吹く直前までのGスポット刺激は快感だったのに、潮を吹いたあとは大きな疲労感(もうしたくない……)に襲われることもあり、潮吹きが嫌いな女性もいます。「やめて」と言われたら素直にストップすることもお忘れなく。
Gスポットの位置は、男性側のコツ(感覚や慣れ)も必要ですし、女性によってもわかりにくいこともあります。優しい刺激を与えながら相手の反応を見て確かめることが鉄則です。
ちなみに、指の刺激だけではなく、ペニスを挿入してからも気持ちいいGスポット刺激方法もあるので、是非トライしてみてください。指で探るよりも膣も傷つきにくいので、女性は安心です。