今まで、クンニやクリへ愛撫する際の注意点として「直接触らずに、皮(クリトリス包皮)の上から刺激すること」とお伝えしてきました。性的興奮が高まる前も、快感を得てクリが勃起したあとでも、直接触られることで痛みを伴う女性が多いため、この考えは変わっておりません(逆に皮の上からの刺激だけでも、イッちゃう方も少なくありませんし)。
しかし、セックスの経験を重ねると(皮の上から愛撫を受けることに慣れると)、クリに直接刺激を受けることも快感に変わってくることも多いようです。確かに、私自身クリに求める刺激は、「直接は痛いから、絶対に皮の上から」から「皮を剥いてクリを愛撫されると、すぐイクほど気持ちいい」と変わってきたように思います。
とはいえ、皮を剥かれて気持ちいいときと、「やっぱり痛い!」と感じるときがありました。なにが違ったのでしょうか……。実は、このときの“皮の剥き方”が重要ポイントだと判明したのです! 個人差はありますが、皮の剥き方がワンパターンになっている方は、チャレンジしてみください!
※唾液や潤滑ゼリーでたっぷり濡れている状態であることと、指も舌も強すぎる刺激は厳禁、が前提であることはお忘れなく!
クリトリスの皮、クイッと持ち上げて剥いてませんか?
気持ちいい皮の剥き方……それは、「(左右に開く剥く)」こと!!! では、皮を横に向かって開くと何がいいのでしょうか?
多くの男性に見られるクリ愛撫の方法は、親指あたりで、クリの皮をクイッと上にめくるように持ち上げる行為。これはクリに対して生じる“包皮との摩擦”によって、女性に痛みを感じさせてしまう可能性があります。
これに対して「左右に広げる」行為は、露出するときの摩擦を減らした状態なので、痛みを感じにくくなります。きっと、皮の部分でクリが丸出しではなく、圧迫されていることも強すぎる刺激を抑えているのかもしれません。では、左右に開く愛撫方法をお伝えします!
◆利き手とは逆の手で!
利き手ではない指(人差し指と中指)でクリを挟むようにして優しく置きます。次に、Vサインを作るように指を左右に開き、そのまま数センチ、おへその方向に引き上げるだけ! 以上!
※利き手ではないことで、力が入り過ぎずに程よくなります!
刺激の強さは、変えないでOK!
刺激の強さ(力加減やスピード)をコントロールをすることは難しいと思いますが、クリは、男性で言うところのペニス(亀頭)と似ている場所であり、神経と血管が集中している場所です。
とても敏感な場所なので、指の腹がクリにくっつくか、くっつかないか、くらいのソフトタッチでクリに触れるように、ゆっくりと動かしはじめましょう。コツといいますか、注意点は……指でも舌でも、ソフトタッチで愛撫をスタートしても、女性が感じている反応を見ると、どんどん激しくする男性って多いです。
指も舌も“ゆ~っくり”からスタートして少しずつ激しくして、女性が感じている刺激の強さを見つけたら、その刺激を変えずに続けるようにしてください! 最初から最後までソフトタッチは必須です!