目の前で他の男性が私たちに話しかけてきていましたが、少しずつ横へスライドして隣のテーブルへの漂着に成功! 専門学生だという彼は、なんとハタチ! うわ~‼︎ 学校ではつなぎを着ていると聞いて、見せてとせがむとカメラロールを必死に探してくれました。その時、カメラロールを隠さずに堂々とスクロールしている姿に私たちは感動。後ろめたい写真がある人は隠すからね!
途中、バイクの写真なんかも嬉しそうに説明しながら見せてくれて無邪気な姿にキュンとしました。実は私「大学生と付き合って、サークルの全然面白くない内輪話を延々聞きたい」という偏った願望があるのでめちゃくちゃ楽しい時間でした。しかし、連れの男性が女の子を確保してテーブルに戻ってきたので、私たちは退散。連絡先聞きそびれちゃったし、今度こそ収穫を得ないと……と再びドリンクカウンター周辺へ。2人してテーブルを離れると席がなくなりそうなので、Mちゃんに場所取りをお願いして私が単身向かうことにしました。
人をかき分けて入口近くまでいくと、先ほど私が注目していた顔面偏差値高いグループが目の前に! 見た目偏差値70くらい、私服の人もスーツの人もいたけど、全員頭のてっぺんからつま先までバッチリ決めていました。
そうなんだよ、さすが恵比寿。見た目偏差値高い人がめっちゃいました。まぁ、ばっちばちに決めた男性の横にはザ・恵比寿OLって感じの人が控えてるんだけどね。でもこの時は、一番顔が好みの人と目があって、相手から「ひとり? ちょっと喋ろうよ」と近づいてきました! これは予想外! 私も恵比寿メンズに見染められた~‼︎
Mちゃんが待つテーブルに戻ってしばらく話して、今度はMちゃんがドリンクを取りに行くことに。彼は私より年下で、ちょっと性格が悪そうで、とにかくめちゃくちゃタイプでした。「バカそうな学生しかいないと思ったけど年上の人と話せてよかった」「可愛い人には自分からいかないとって思って声かけたんだよ」と次々甘い言葉を投げかけてきます。舞いあがっていると、Mちゃんが2人のメンズを連れて戻ってきました。人が多すぎて、とにかく男性はすぐ声かけないと! って焦るせいか女ひとりに対して男3人くらいの比率になってくるんですよね。
そこからが予想外の展開。Mちゃんの連れてきた男性が私の顔を見るなり「あ‼︎ 会ったことある‼︎」と叫んだのです。やめてくれよ。さらに大きな声で「アイドルかじってる人だよね!!」と言うではありませんか。お願い、空気読んで。確かに、その相手には見覚えがあって、何度かご飯まで行った相手だったのです。でもこんなところで会うなんてタイミング悪すぎませんか。私、今タイプの彼に甘い言葉囁かれてるんだわ! なのに、その後もバリバリのナンパ箱で知り合ったことや、渋谷でご飯食べたことや、住んでいた場所までベラベラ喋る喋る。マジでやめてくれ!!!