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セックスにはテクニックが必要? 足し算より引き算、でも1番大切なことは…

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Photo by Tatyana Plekhanova from Flickr

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 こんにちは、大根 蘭です。今まで2年近く、ほぼ毎日のようにセックスやオナニー、カラダについてお伝えしてきましたが、今回が最後のコラムとなります。先に謝っておきます。今まで散々「テクニック」についてもお伝えしてきましたが……「そんなのカンケーねぇ!」ばりに覆す内容になっているかもしれません。ご了承ください!

セックスのテクニックって必要?

 セックスに関する相談や雑談では、「相手が忘れられないようなテクニックが知りたい!」という意気込みがあったり、「テクニシャンとセックスしたい!」とう願望を聞くことが多いです。

 たとえばペニスへの前戯で行う「フェラチオ」では、真空状態で吸い込みながら行う「バキュームフェラ」や、咥えずして快感を与える「手コキ」などはテクニックが必要です。膣を愛撫する「クンニ」でも舌の動かしかたや舐めかたなどテク次第で快感はまったく違ってきますし、「Gスポット」を刺激するのもピンポイントを探してちょうどよい圧で刺激するため、テクニックが必要ですよね。

 では、セックスにおける様々なテクニックを会得してスキルアップすれば、誰でも最高の快感を与えることができるのでしょうか。

 

……それは違~う!!! と私は思います。

 

 「今まで何人とセックスした」とドヤ顔で人数を発表している方もいますね。そのセリフ、(だから、セックステクニックすごいよ)という心の声まで一緒に聞こえてきます……。確かに経験人数を重ねるともに、他人のカラダを扱うことには慣れてくるでしょうが、相手が気持ちよくなるかどうかは、ま~ったく関係ないと思います。

 実際に、そういった(オレ経験多いし、ドヤァ~)な男性とセックスをしたことがありますが、手マンが嫌いだと言っているのに「オレうまいから平気っしょ」と思い込んでいるのかガッシガシ指の出し入れをするわ、自分のペースとタイミングで体位を変えまくるわ……とにかくひとりよがりなセックスで、まるで気持ちよくなかったわけです。

必要なテクニックは「快感を与える」よりも……

 当たり前のことですが、人間だって、食べ物だって……挙げたらキリがないですが、万人にウケるものなんてありませんよね。同じように全てのセックス相手を気持ちよくするテクニックなんてものはありません。

 昨日ヤった相手は感じまくっていたテクニック(愛撫)が、今日の相手には苦痛のことだってあるわけです。「男性にはこうすれば喜ぶ」「女性はこれでイク」という思い込みセックスは自己満足セックスであり、テクニックやスキル以前の問題だと思います。自分本意で突っ走っていいのは、オナニーだけ!!!

※意識して喘ぎ声を出している人、イク演技をしている女性たちにもお伝えしたい! それをしている限り、相手は「思い込みセックス」から打破することはないでしょうし、本当に気持ちいいセックスを体感することは難しいのではないでしょうか。

 2人で作りあげていくセックスにおいて、“覚えておくべきテクニック”というのはなんだろうと考えました。個人的に感じたのは「この動きが気持ちいいらしい」「これでイケるらしい」と“快感を与える”ためのものではなく、「ここは少しの刺激でも痛みを与える可能性があるのか」「この場所は傷つきやすいらしい」など、相手のカラダのことを知り“痛みを与えない”ようにすること! これが最低限のテクニックではないでしょうか。

セックスに大切なこと3

 最後に。セックスにおいて大切なことは、3つあると思っています。「相手に痛い思いをさせずに、気持ちよくしたい」という<思いやり>と「相手は、感じているのか。どうすれば気持ちよくなるのか」と小さな反応を見ながら愛撫していく<観察力>、さらに、痛いなら「痛い」、「こうしてほしい」「それが気持ちいい」と、愛撫を受けて自分はどう感じているのか伝え合う<対話力>。技術よりなにより、この3つがセックスに大切なことであり、素晴らしい快感を生むものだと思っています。

 私がお伝えしてきたテクニックや愛撫方法は、あくまでも紹介している人や周囲の体験談なので、「そんな方法もあるんだ~」程度で留めておき、それでも実践したいと感じれば相手に聞きながら行い、探っていただければ。

 快楽を追求するセックスでも、愛を確かめ合うセックスでも、はたまたそれ以外のセックスでも、どんな形であれ、相手と自分がお互いに気持ちいいと感じるセックスを見つけてくださいね~! わたくし大根蘭も「365日中365日、24時間中およそ8時間ほどエロいことを考えて生きている女」であることには変わりないですし、一生探究し続けていくでしょう……。またいつか、どこかでお会いできることを楽しみにしております。

大根 蘭

365日中365日、24時間中およそ8時間ほどエロいことを考えて生きている女でございます。

女医が教える 本当に気持ちのいいセックス