4月10日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)の“世代対抗トークSP”に若者タレントとして薬丸裕英(52)と石川秀美(51)の娘・薬丸玲美(21)が初出演。放送中からネット上で「二世タレントらしさが爆発している」とバッシングが相次いだ。
まず、番組冒頭でMCの明石家さんま(62)から「やっくんの娘か!」と紹介されたシーンでは、薬丸玲美は挨拶もそこそこに「そんなことより、さんまさんに話したいことあって」「すごい親近感あって」と話し始めた。これを受け、明石家さんまは「やっくんと俺は仲良かったからな~」とトークを膨らまそうとしたのだが、薬丸礼美は「いや、そういうことじゃなくて」とタメ語で話を中断し、「歯の形や笑い方が似ている」という類似点をあげた。
薬丸玲美が話を遮った際、明石家さんまは「やっくん、どういう教育してきてるんやろ?」と首をかしげていたが、ネット上でも「さんまの話をタメ口で中断するって失礼すぎる」「一瞬でイライラしたこの子」「また馬鹿な二世が出てきたよ」と早速、非難殺到。
その後、「オジサンオバサンへの苦情」とのテーマでは「家族でカラオケに行く際にママが“横ノリ”でリズムを取る」、「ジェネレーションギャップを感じたこと」とのテーマでは「自分はあんまりパパに怒られたことないんですけど」と前置きしつつ、「パパが、お兄ちゃんとか弟が怒られてる時に、わざわざ難しいことわざ入れてくる」というエピソードをそれぞれ披露。
トーク自体は、共演者のフォローもあって盛り上がっていたものの、ネット上では「どうせ親のしょーもないエピソードで2~3回くらい呼ばれて終了だろ」「何か秀でたものがあるならいいが、何もなくてただ誰々の息子・娘ってのばっかり」「生まれた時からハイレベルの生活しか知らない人」「ガツガツしててめっちゃウザい」と親の七光りのみで出演していることに対するバッシングが相次いだ。さらに、「ひどいブスすぎてビビった」「顔も喋りもブスとても残念です」「ブサイク、しゃべり気持ち悪い、生理的にキライ、消えて」と容姿への中傷も続出。一時の坂口杏里(27)を彷彿させるとんでもない叩かれ方となっている。
たしかに、薬丸玲美に親の七光りがなければ芸能界デビュー出来ていない可能性はある。しかし、二世タレントとして「親のしょーもないエピソード」で番組出演できることこそが彼女の「秀でたもの」なのではないだろうか。もし「生まれた時からハイレベルな生活しか知らない」のであれば、世間知らずというネタにもなる。テレビタレントが量産している現代において、そろそろ“親の七光りしかないタレント”という枠が出来ても良いのではないだろうか。
薬丸玲美は、番組終了後「今回の出演が楽しかったので、バラエティーに出て行きたいです。出させていただく番組すべて全力で駆け抜けていきたいと思います!」「父に認められるぐらい頑張って、父と共演するのが夢です」と今後の目標を語っている。夢を達成できるよう頑張ってほしい。
(夏木バリ)