おりものとは
下着が汚れたり、ニオイが発生したりして女性を悩ませるおりもの。おりものとは、膣からの分泌液や外陰部の粘膜などが排出されて混ざり合ったものです。
ですから、健康な状態でもおりものが出るのは当たり前。恥ずかしがる必要はありません。 しかし、量があまりにも多くなったり、黄色や茶色になっていたり、悪臭がしたりする場合には、膣に炎症が起こっているかもしれません。
女性の多くが膣やデリケートゾーンについてニオイなどは気にしているものの、具体的にどうやってケアをしたらいいのかわかっていないという調査結果も出ています(2013年6月株式会社ナショナルプランツ調べ)。おりものについても、ほとんどの人がケアを知らないのではないでしょうか。
おりものが臭い原因は?病気?
おりものの量には個人差があり、体調によって変化します。そのため、普段から自分のおりものの量や状態をチェックすることで、隠れた病気を発見できるのです。
〇健康な状態
半透明で少しねっとりとしたおりもので、甘酸っぱいニオイがかすかにします。排卵期には、透明でドロッとした状態に変化したり、疲れているときには急に量が増えたりすることも。乾燥すると黄色や薄い褐色になります。
〇細菌性膣炎
膣に病原菌が感染して炎症が起こります。この場合、おりものの量がかなり増えて、さらさらになったり黄色っぽくなったりします。
〇カンジダ膣炎・外陰炎
「カンジダ菌」というカビの一種によるものです。健康な人の皮膚や粘膜にもカンジダ菌はいます。しかし、ホルモンバランスの変化や免疫力の低下などで腟内のカンジダ菌が異常に増えると炎症が起こり、カッテージチーズ状のおりものが出て、膣や外陰部がかゆくなります。
〇トリコモナス膣炎、クラミジア感染症
どちらも感染症で、トリコモナスは原虫という虫の一種、クラミジアは細菌とウイルスの中間に分類されている微生物(細胞内寄生体)です。性行為で感染することが知られています。白や黄緑のウミのようなおりものや、黄色く泡立ったおりものになることがありますが、まったく症状が出ない場合もあります。
異常に気づいたら病院へ
「おりものがとても臭い」「普段とは違うみたいで、なんだか気になる」「下着やおりものシートを何度も交換しないと、ベタベタして気持ちが悪い」というときは、早めに婦人科・産婦人科を受診してください。 クラミジア感染症については、子宮の入り口である子宮頚管、子宮内膜、卵管、腹腔内へと炎症が広がって、不妊症を引き起こす危険性があります。
また、悪臭のするおりものは、がんなどの重篤な病気の可能性も疑われます。
おりもののニオイが気になるときの対策は?
おりもので病院を受診して異常がなかったら、日常生活を見直すといいでしょう。 疲れているときには免疫力が低下しておりものが増えるため、ゆっくりと休養することが重要です。 注意が必要なのは、洗い過ぎ。乳酸を作り出して腟内を強い酸性に保ち、細菌感染を防ぐ「デーデルライン桿菌」という乳酸菌を減らしてしまうからです。
乳酸が含まれている「インクリア」は、デリケートゾーン対策ジェル。デーデルライン桿菌による膣の「自浄作用」を助け、おりもののニオイ対策に役立つでしょう。2014年2~11月に行われたモニター調査では、ニオイが「明らかに軽減した」と答えた人が23%、「軽減した」と答えた人が65%で、効果を実感した人が88%に上りました。
膣内環境を整えるには?
産後ケアが手厚いことで知られている韓国では、「産後調理院」というサロンで療養する習慣があります。そこでは、産後の女性に膣に乳酸を投与するケアが行われています。出産や産後の疲れで膣の自浄作用が弱くなってしまうため、外部から乳酸を補うというわけです。
産婦人科の丹羽咲江医師は、「不規則な生活やストレスなどで、女性ホルモンの分泌量が減少します。するとデーデルライン桿菌が乳酸を作り出せなくなってしまい、自浄作用が弱くなります」と語ります。
膣の健康を保つには、デーデルライン桿菌という善玉菌がきちんと働いて、悪玉菌を撃退すること。こうしておりもののニオイも防げるということですね。
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