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奥ゆかしい40代前半男性とのサプライズセックス、丁寧な愛撫で挿れてほしくなったのに…!

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あれ、ハズレじゃない? と思いきや

 ホテルに着いても、ぎこちない空気は変わらないので、白雪はA氏にエッチとは関係ない話題を振りました。

白雪「私、昨日宝くじ買ったんですよ~」

すると、「宝くじが当たる確率って知ってる?」とA氏。

A氏「パチンコで大当たりする確率が400分の1。乗っていた飛行機が落ちる確率は200000分の1。宝くじの1等に当たる確率は10000000分の1で、これは雷に打たれる確率と一緒なんだよ」

へ、へぇ~~……。

A氏「つまり、宝くじに当たる確率を考えたら、そのお金を将来の貯金に回したほうがいいんだよ」

 う、うーん。A氏の言ってることは正論です。でも、私、昨日宝くじを買ったって言ったよね……? 宝くじを買うのは夢を買うことと一緒なんだから、そんなリアルな話をすることなくない……? てか、A氏のせいでまた空気が重くなっちゃじゃないかよ!!

 A氏。真面目なのはメッセージのやりとりのときから分かっていましたが、会ってみたら『空気を読む』ことをしない人だと分かりました。A氏、こんなんで楽しいのか? A氏も実は内心、帰りたいと思ってるんじゃないの?そうなら、私もいますぐ帰りたいんだけど! ええい、直球で聞いてやれ!!

白雪「私といて、楽しいですか?」

A氏「楽しいですよ」

ほんまかいな!!!!!

 とはいえ、ホテルに来た以上、「やっぱりセックスしないで帰りましょう」というのもかわいそうな気がして、白雪は服を脱ぎました。A氏をふと見ると、脱いだ服をきまじめに畳んでいます。

 シャワーを浴びて、プレイスタート!

 意外なことにA氏、おっぱいをちょっと触った後はすぐにクンニを始めました。んン……。舌がざらざらしすぎて好みの舌とはいえないけど、一生懸命舐めている感じは良いかも……。

 白雪はクンニをされている間、相手の頭をなでるのが好きなのですが、A氏のたよりなげな髪を見ると、触るのはちょっとかわいそうな気がしてシーツをつかみました……。

 A氏の姿はまるで歯医者さんのよう。真剣なまなざしで白雪のあそこに2本の指を差し入れ、ゆっくりとあそこをかきまぜます。あ、あ……気持ちよく、なってきた……。まさかのクンニ+手マンですっかり、白雪のあそこはぐちょぐちょに。

 クリ舐めが丁寧で白雪は徐々に、A氏の愛撫にトロンとしてきました。ああ、もしかして、これも『当たり』……? セックスの直前までハズレと思わせてからの満塁ホームラン……?

白雪「い、挿れて……?」

 しかし、そのときでした。A氏がふと私を見ました。1、2、3秒。目が合って、A氏はふと勃起したティンティンを見つめ、言ったのです。

A氏「美人局が怖いので……挿入はできません」

 

はあ―――!?

 

今回の教訓『ネガティブさんはめんどくさい』

 A氏に「私は大丈夫」と言っても、「でも」「出会いがハッピーメールだから」「やっぱり」の繰り返しで、最終的にセックスはぐだぐだになって終わりました。てかさ、『出会いがハッピーメールだから怖い』って、じゃあ、なんでお前はハッピーメールをやってるんだよ!! メッセージのやりとりだけが目的なら、「会おう」とか言うなよ!!

 しかし、そう思って白雪はハッとしたのです。そっか。よく考えれば、A氏って一回も会おうって言わなかった……。セックス目的でハッピーメールを利用する女性の皆さん、「セックスしたい!!」という男性がいる一方、今回のような異常に警戒心の強いタイプの男性もいますので、ご注意くださいね!

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白雪魔夢子

大学卒業後、プロニートとして活動。毎日15時間オンラインゲームをして、ギルドマスターまで上り詰める。しかし、三十路を過ぎ、ふと「私。もしかしてやばい奴なんじゃ?」と思い直す。その後、奮起し、出会い系サイトに登録。『どうしてそうなった』という忠告はおやめください。

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