6月16日に「第10回AKB48世界選抜総選挙」が行われ、炎上アイドルとして注目を集めているNGT48・中井りか(20)が37位にランクインした。中井はスピーチの場で、「週刊文春」(文藝春秋)から取材を受けたことを告白し、「アイドルだっていろいろあるんだよ!」と叫んだことで一躍、話題の人に。昨年の須藤凛々花(21)の炎上商法を踏襲したということだろうか。
同日、中井りかのスキャンダルの詳細はすぐ明らかになった。中井は関西出身の20代ファンと半同棲状態にあり、中井の自宅マンションに、彼氏と思われる男性が自由に出入りしているという話だ。しかし14日に「週刊文春」記者が中井を直撃取材したものの、中井は首を横に振るだけで何も答えなかったそうである。
これを受けて「信じてください」とコメントしていた中井りかだが、ファンとしては何をどう信じていいのか、多くの説明の言葉が欲しいところだろう。総選挙では1位に輝いたSKE48の松井珠理奈(21)がその発言や態度を批判され大炎上しており、中井りかのスキャンダルは意外とハネなかった。まだまだ燃え足りないと感じたのか、中井は総選挙直後に「腹減ったわい」とお気楽なツイートを投稿。これで多少は批判的なリプライが飛ぶなどしたが、中井はさらに燃やしたい様子で翌朝に「腹ぐらい減ってもいいだろうが(笑)(笑)が第一声の朝です。おはようございます」と反論ツイートするなど、火に油を注ぎ続けるスタイルをとっている。
NGT48の劇場支配人・今村悦朗氏は、17日にNGT48の公式ブログで「中井りかがお騒がせをいたしまして、大変申し訳ございませんでした。支配人としてお詫び申し上げます。48グループの一員としての自覚を持って行動するよう、強く反省を促して参ります」とコメントを発表した。
さて、炎上上等でファイティングポーズをとる中井りかを「アイドル失格」と批判する声は男女を問わず大きいが、これだけ多くのアイドルがいるのだから、中井のようなアイドルがいても良いのだろう。ちなみに、スキャンダル報道後に行われた握手会では、中井に同棲報道を問いただすファンも多かったようだ。だがSNSに上がっているレポートを見ると、中井は「なんにもない」「同棲とかする暇ねぇーから」などといって、「週刊文春」の報道を否定していたらしい。炎上アイドルとして憎まれ口を叩く中井だが、一応ファンがいなければどうにもならないことは熟知しているとみられる。Twitterでも選挙結果開票前に「こんなクズでも推してくれてありがとう。大切なお金と時間をわたしなんかにありがとう。ごめんね、いつも。ありがとう」と綴っていた。
AKB48グループで炎上がきっかけで爆発的に売れたメンバーといえば、昨年に総選挙で結婚宣言をした須藤凛々花、総選挙後にファンと交際していた事実を暴露された指原莉乃(25)などがいる。中井は指原と同じ太田プロに所属し、今後はポスト指原を目指して動くことになってくるだろうが、果たしてそこまで登りつめることはできるだろうか。
指原は総選挙で1位になるほど太いファンをつかみ三連覇、昨年の須藤も20位にランクインしていた。中井の37位という位置はまだまだ中途半端。指原のようになるには道のりが果てしなく長そうだが、次はどのような作戦で楽しませてくれるだろう。