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今井美樹への不倫バッシングは誇張されている? 離婚しない布袋寅泰

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今井美樹オフィシャルサイトより

今井美樹オフィシャルサイトより

 6月6日に3年ぶりとなるオリジナルアルバム『Sky』をリリースした今井美樹(55)。アルバム収録曲の「あなたはあなたのままでいい」は6月9日から公開中の映画『終わった人』主題歌に起用されており、今井美樹は現在メディアでの宣伝活動に勤しんでいる。しかし、ロンドンに居を移してからというもの、すっかりメディア露出が減っていただけに、今井が姿を現すだけでネット上では「あの話」が盛り上がる。夫・布袋寅泰(56)とのエピソードを話そうものなら、「山下久美子(59)さんがどう思うか」「略奪愛のくせによく恥ずかしげもなく…」と蒸し返されている。

 確かに布袋と今井の結婚の経緯は、現在の空気感なら大騒動に発展していただろう。しかし、ネットで流布している話には、事実と違うものもあるのではないだろうか。

 1986年に布袋寅泰は山下久美子と結婚。1997年に離婚し、1999年に布袋は今井美樹と再婚を果たしている。この再婚に至るまでの過程が“略奪”だったという。今井と山下は元々親友同士だったらしいが、いつの間にか布袋と今井が親密になる。今井が山下と布袋を離婚させるために、嫌がらせ電話や離婚届の投函などをしていたなどとも言われている。

 ただ、山下が2002年に出版した書き下ろしエッセイ本『ある愛の詩』(幻冬舎)を読むと、そうした積極的な嫌がらせがあったとまでは言えないように思う。同書で今井の名は出していない(彼女、と表記)が、ある時期から山下の耳に「不穏なウワサ」が届くようになっていたという。

<それからしばらくして、私の耳にいろいろな話が入ってくるようになった。彼女が彼のコンサートに必ずやってきて、楽屋を訪ねてくることはあったけれど、彼のほうも彼女のツアー先に行き、時にはゲスト出演している、ということだった。私には知らされていない話だった。変だな、と感じた。>

<そういえば、3月ごろにスペインのマヨルカ島で、彼女が写真集の撮影中に、ちょうどスペインにいた彼が顔を見せていたよ、と誰かから聞いたことがあった。そのときも変だなと思ったけれど、何かが急速に点と線で繋がっていくようで、嫌な予感がした。>

<一方で、否定する自分もいた(中略)何より彼女は彼のファンでもあり、ミュージシャンとして尊敬していると言っていたのだ。>

 しかしある時、布袋が武道館コンサートを終えての打ち上げ会場に山下が遅れて到着すると、布袋のそばの席には今井がいた。

<何だかあたりまえのように彼の前に座っている様子を、本能的に嫌だなと感じた。>

 ライブ中に指を折ってしまったかもしれないと言う布袋に、山下は<どことなく甘えるような仕草で>手を触れたという。すると今井は、<少し苛立った感じで「私、途中下車しまーすっ!」と言った>。

<事態は思ったより深刻だったことに気づいた。すごい表現。なんだかユーモラスな気もするけど、まるで演歌の詞みたいじゃない。>

<あの頃、彼女から相談を受けていた中には、そういえば恋の悩みもあった。あるとき、「心の中に広がった想いは、止められないでしょ」と、彼女は言ったのだ。「まあねえ……」と答えながら、私の心境は複雑だった。>

 そんなある夜、布袋のツアーメンバーが自宅に遊びに来ているときに、メンバーの一人が今井美樹の名前を出した。そして、「彼女なんだか新しい恋をしているみたいだよ」と誰かが言ったとき、山下は「ああ、この人みたいよ」と布袋をさしたという。すると布袋は山下の頬を平手打ちし、「そういうことを言うなよっ!」と怒ったそうだ。

 山下と布袋が、話し合いの場を持つことはなかったようだ。布袋が自ら離婚を切り出すこともない。卑怯なようにも見えるが、布袋なりに迷いがあったのだろうか。離婚しようとしない布袋に、今井も苦しい想いをしていたかもしれない、と想像される。

 山下は仕事をしながら一人で長く考え続ける。結論は、「憎めない」ということ、そして「離婚する」ということだった。山下の方から離婚を切り出し、二人は別れたのである。

 どれもこれも、もう20年以上前のことだ。結婚当時もバッシングがあったが、布袋と今井は2002年には長女も授かった。しかし2004年、布袋は週刊誌に当時保坂尚輝(50)と結婚していた高岡早紀(45)とのW不倫現場をスクープされてしまう。布袋は「火遊びが過ぎました」と謝罪コメントを発表するまでになったが、それでも今井との関係は壊れなかった。あるいは、布袋は、強面な外見とは裏腹に、自ら離婚を切り出すような大それた決断はしないタイプなのかもしれない。

 さて6月25日には人気番組『鶴瓶の家族に乾杯』(NHK)に出演する今井。このハートフルな番組で、どんな家族愛を語るのだろうか。

ある愛の詩