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濱松恵は35歳以上の喫煙者でピルNGに 低用量ピルには服用できない条件がある

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Photo by Brianna Laugher from Flickr

 女優の濱松恵さん(35)が8月27日に「婦人科嫌い」というタイトルでブログを更新。ピルを処方してもらおうと婦人科を訪れたものの、喫煙者ということで処方されなかったそうです。これに濱松さんは「診察全部終わってから言うんじゃねーよ」と怒りをあらわにしています。

 濱松さんが言う「ピル」は「低用量ピル」のことを指しているのでしょう。ブログには「今日何年かぶりに婦人科に行ってきた」「ネットで買ったピルが合わないから処方してもらう為に行った」とあります。本来、低用量ピルは医師の診察を経て処方されるものですが、現状ネットでも購入はできてしまいます。

 ブログによれば、問診・内診では何も異常がなかったにもかかわらず「最後の最後で『喫煙者には処方できません』」と医師から言われてしまったそう。このことに濱松さんは「最初に聞けば受診すらしなかったのに」「てか私の周りの友達みんな喫煙者だけど、ピル処方して貰ってるんだけど」と不満を爆発させていました。

 低用量ピルは避妊だけでなく、PMSの症状緩和や生理不順改善といった効用も期待できますが、実は濱松さんのように処方されないケースもあるのです。

低用量ピルが処方されない人の条件

 まず低用量ピルには気をつけなくてはならない副作用があります。血管の中に血の塊ができてしまう「血栓症」です。ピルの成分の一つであるエストロゲンには、血液を固まりやすくする作用があるため、ピルの服用を開始する際は、血栓症のリスクを上げる要素がないか診察で医師が確認します。

 その要素のひとつに「35歳以上で1日15本以上のタバコを吸う方」というものがあるので、濱松さんはそこで処方できないと判断されたのでしょう(なお、禁煙すれば服用できます)。ほかにも、肥満や高血圧ではないか、生活習慣病などはないか、また過去に静脈血栓症などの病気にかかったことがないかということを医師と確認をします。

 また、ピルは女性ホルモンが主成分の薬であるため、乳がん・子宮がん・子宮頸がんといった女性ホルモンに由来する病気にかかっている、ないしはかかったことがある人も服用できません。そのため、ピル服用者は年に1度の婦人科検診を受けることが必要です。病院・クリニックによっては、検診や検診結果の提出が義務付けられているところもあります。

 濱松さんについては、医師から処方されたピルと同じものをネットで購入していたのか、自己判断でピルを購入していたのかは不明ですが、血栓症のリスクを抱えているにも関わらず自己判断でピルを服用するのは危険です。低用量ピルを服用したい場合は、まず婦人科やレディースクリニックに行き、ピルを服用できるかどうかの診断を受けましょう。

低用量ピル適正使用マニュアル