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草食・肉食は関係ない…求め合う男女のすれ違い

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Photo by defekto from Flickr

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 こんにちは、「ラブリーポップ」のリンと申します。このコラムでは、女性専用のアダルトグッズショップ・ラブリーポップでの日常や、女性の性の動向、最近のセックスのトレンドなどを読者の皆様にお伝えしていきます。

 今回のテーマは「草食男子」について。

 意外かもしれませんが、「女性が肉食化している」と言うけれど、男性をどう誘っていいか悩む女性はまだまだ多いのです。ラブリーポップにも、「男性の上手な誘い方を教えてください」っていう女性の悩みが寄せられることが増えてきました。そんな悩みがよく聞かれるようになってきたのは、本当にここ5年くらい前からかな。

 実はリンは、肉食女子なんて本当は存在しないんじゃないかな? って思うことがあります。仕事柄、いろんな女性に会いますが、一見肉食に見える女性でも、好きな男性の前では意地を張ってしまったり、奥手だったり……メディアに出てくるような「THE・肉食女子」には実際会ったことがありません。同時に、よく言われる男性の「草食化」にも疑問符を抱いています。

 昔はもっと男性が積極的だったか? というと、そうなのかな? インターネットや携帯電話が普及していなくて出会うチャンスが少なかった時代は、ひとつひとつの出会いが貴重だったから、出会いにかける熱意が違ったのかな? なんというか、男性も「この出会いを逃したら次にいつ会えるかわからない」みたい感じでガツガツせざるを得なかったんじゃないかな~。

 今はインターネットやSNSの影響で出会い自体は豊富。それでも「出会いがない」って嘆いている人も多いですよね。出会いはあるのに、ツールによってまたいつでも会えると思っちゃうから、「どうしても今、いかなきゃ!」という切羽詰まった気持ちが湧かなくて、男女共に「二回目」へ繋げることができなくなっているのかもしれません。決して、男性たちが「彼女(肉)がいなくてもいいや」って草食動物化しているわけではないし、女性たちが「彼氏(肉)を絶対につかまえなきゃ!」と狩猟に勇んでいるわけでもないんじゃないか……。

 もうひとつ、男女どちらも、自分に自信を持ちにくい時代になってしまっているような気もします。というのは、昔と比べて圧倒的に情報量が豊富な今、たとえば「若くてめちゃくちゃ稼いでるベンチャー企業」、たとえば「素人なのに超かわいいルックスの女の子」――そういう情報を毎日たくさん目にします。そんな中で、自分自身を全く関係のない遠くの他人とまで比較して、自虐的になってしまったり、臆病になってしまう人も結構いるんじゃないのかな。

 恋愛マニュアルも、今はいろんなwebサイトで公開されていて、「女性をスマートに誘う方法」「モテる女の子の秘訣」は山ほど知識として共有されていますよね。でもね、リンが個人的に思うのは、誘い方なんて知らなくていいし、誘い方にマニュアルはないっていうこと。だって男性も女性もひとりひとり違う人間だから。草食に見えても女性から誘われるのが嫌な男性もいるし、強そうに見えても素直な気持ちを出せないだけの女性もいる。だからマニュアルにこだわらず、目の前の相手を見て、その人との時間を人として楽しむことが、恋愛成就への第一歩として大切だって思うんだよね。

 冒頭で上げたような悩みをお持ちの女性に関して言えば、貴女を誘ってくれない一見草食風の男子でも、「また会いたいな~」って思っている可能性はある。先述のように、携帯電話などのツールが発展しているってことは、「このチャンスを逃したらもう次はない!」と意気込まなくてもいいということだけれど、だからといってお誘いをズルズル先延ばしにしていては縁も遠のいてしまうの。どちらかが素直な気持ちを発露させて誘えば、きっと何かが動き始める。だって「いつでも会える」時代なんだから。

■ラブリーポップ http://www.lovelypop.com

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