今月13日発売の「週刊文春」(文藝春秋)にて、「好きなジャニーズ・嫌いなジャニーズ2018」が発表された。なかでも、メンバー内で天国と地獄がはっきり分かれたグループは、今年に入ってメンバー4人のうち3人が不祥事を起こした“NEWS”だ。
NEWSメンバーの順位を細かく見ていくとしよう。まず、今年大飛躍を遂げたメンバーは増田貴久だ。「好きなジャニーズランキング」において、昨年の6位から一気に2位まで順位をあげた。3位は嵐・大野智であり、嵐超えの快挙である
歌唱力に定評のある増田は、ふっくらとした丸顔に優しい笑顔から“癒し系”としてファンを集めている。しかし2位にランクインした理由は、彼の魅力もさることながら “ノースキャンダル”だったことも大きいだろう。
今年5月、メンバーの小山慶一郎と加藤シゲアキが、酒のイッキ飲みを煽るコールが収録された音声がネット上に流出した。それを追うように6月7日発売の「週刊文春」と「女性セブン」(小学館)が二人の“疑惑”について追及。小山と加藤は未成年の女性に酒を強要していたと報じた。その後ジャニーズ事務所は、当時19歳の女性が飲み会に参加していたことを説明し、小山は20日間という超短期間の活動自粛、加藤は厳重注意となった。
これだけでもパーナ(NEWSファンの愛称)にとっては相当ショックだっただろうが、さらに追い討ちをかけるように6月14日発売の「週刊文春」は、手越祐也が六本木の会員制ダーツバーで未成年と飲酒し、カラオケを楽しむ動画を記事化したのだ。小山・加藤と同じ未成年の飲酒であったが、手越へのお咎めはなく、ジャニーズ事務所にとって手越は“特別な存在”らしい。
八つ裂きにされたファンの心を癒したのが、増田貴久だった。
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